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Kei Satoのブログ一覧

2020年03月31日 イイね!

2015年アメリカ45日間の旅32 築120年のラウンド・バーン

ブルー・ホエールの次はラウンド・バーン。

Arcadiaという人口250に満たない小さな街の古い建物で、Route 66沿いにあることから有名な観光スポットとなり、建築から120年が過ぎた今もイベントなどで利用されている。

外観を見ればなぜラウンド・バーンと呼ばれているかが一目瞭然。
ラウンドは円形でバーンは納屋/物置/飼料小屋といった意味を持つ。



まさに『ラウンド』した『バーン』なワケだ。
1898年に農業を営むWilliam Harrison Odorという人物が建設し、大きさから想像できるように内部は2階建てとなっており、上階は地域の集会場としても活用されていたらしい。

その後1920年代には目の前の道がRoute 66となり、さらにArcadiaは鉄道も引かれ大いに発展したが、時代とともに過疎化が進み人口もどんどん減ってしまったとのこと。



このときはイベントもなく見学者に開放されていた2階。
柱がない変わった作りの建築物で木材は主にオークを使用。
木材を水に浸し続けて曲げるなどだいぶ手間がかかったと思われる。

というのもラウンド・バーンはいち農家の倉庫ではなく、当初から地域のコミュニケーションや観光の振興が目的、なので直径もこんだけ大きいし2階建になったのだろう。



写真を撮り忘れたけど1階ではお土産などを販売している。
売り上げはラウンド・バーンの維持管理に使われているので、見学したら何かしら購入もしくはドネーション・ボックスに寄付、ココに限らず入場無料の施設ではそれがマナーだ。


ちなみに屋根の直径は60フィートつまり約18.3m。
Route 66が廃線になって観光客が激減し経済的に困窮したときは、建物のメンテナンス費用を捻出するのも難しくなり、この屋根も1988年にいったん崩落してしまったという。

しかしボランティアの手により1992年に再建。
ラウンド・バーンと呼ばれる建物は各地に存在するが、大半は六角形もしくは八角形であり真円と呼べるモノは、ココArcadiaがアメリカで唯一であるともいわれている。

次回からはオクラホマ州の代表的なRoute 66ミュージアムを。
ホントは規模が小さいところも含めコンプリートしたいけど、今回の目的はあくまでも商業ツアーのシミュレーション、なので代表的なところ1カ所だけに絞らざるを得なかった。

なのでソコだけは隅から隅までじっくりと。
Posted at 2020/03/31 09:32:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月30日 イイね!

2015年アメリカ45日間の旅31 海なし州のクジラを訪ねて

オクラホマのRoute 66でイチバン有名な場所かも?
それがTulsaからすぐ東にある町、Catoosaのブルー・ホエール。

名前のとおり青いクジラのカタチをした巨大なオブジェで、1970代の頭にHugh Davisという人物がクジラの人形を収集していた、愛妻へのプレゼントとして製作したとのこと。

この池も昔はプールとして使っていたらしく、クジラの体には今も滑り台が残されている。
また今でこそはまったく面影がないものの敷地には爬虫類メインの動物園もあり、完成した当時は地元の人たちにとって貴重なレクリエーションの施設だったんだろう。



ブルー・ホエールは体内にも入ることが可能。
白く突き出しているヒレ(?)の部分が滑り台だ。
よく見ると頭に野球のキャップを被らされているのが面白い。
時期は限定されるのかもしれないが、夜はライトアップしているとのこと。



滑り台から池を見下ろしてみた。
プールとしての営業をやめた後は釣り堀になった、とも聞いたけど自分が行くのはいつもシーズンオフ、なので管理人どころか一般の観光客に出会ったことすら一度もない。
ただ池のまわりにはベンチとテーブル、ちょっとした遊具が設置されているので、暖かい時期になれば市民の憩いの場として、大いに賑わっているんだろうと思いたい。



施設はキチンと管理されメンテナンスも行き届いている感じ。
いつも寂しげな写真ばかりなので次は夏にでも訪れて撮影したいなぁ。


最後に完成してからの歴史をカンタンに。
理由は不明だが1988年には管理を続けるのが難しくなり、1990年には製作者のHugh Davis氏が亡くなってしまい、奥さんも2001年に死去し以降は荒れ放題になったそうだ。

しかし10年後にCtoosaの市民と近くにあるホテル、コンプトン・インの従業員らが復活させる運動を始め、募金とボランティアの手によりクジラを修復し現在に至っている。

こういったエピソードを知るとますます関わった人から話を聞きたくなってしまう。
やっぱ次のRoute 66全線走破はオフシーズン以外だな、たとえ航空券が高くても。
Posted at 2020/03/30 08:22:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月29日 イイね!

2015年アメリカ45日間の旅30 3日連続の夕焼けはフリーウェイから

カンザス州の短いRoute 66を抜けオクラホマ州へ。
MiamiやAftonなどの街に寄り道していたらいつの間にか夕方。

前日も前々日も素晴らしい夕焼けを拝めたけどこの日もなかなか。
ただ帰宅ラッシュの時間でフリーウェイも下道も大混雑、そして上手く絡めるような風景もないので撮影は車内から、腹も減ったことだし美味そうな店を検索しつつ西へ進む。



助手席から窓越しでISO24800につき画質はイマイチ。
それでも補正ほとんどナシでこの色ってだけで凄さは伝わるはず。



途中からは面倒になってフリーウェイに。
この日の宿ってどこだったか覚えていないんだよな……Claremoreあたり?



あ、Hard Rock Hotelがあるってことはそれなりの都市?
ということはTulsaの手前くらいか、それともメシだけTulsaだったかな。
なおTulsaはオクラホマ州で2番目に大きい都市で、大型連休などに仙台空港へチャーター便をよく飛ばしている、オムニ・エア・インターナショナルの本社もココにあるらしい。



うん、やっぱり一度Tulsaまで行っているようだ。
中央に見える高層ビル群は間違いなくTulsaのダウンタウン。
てか対向車線は帰宅ラッシュで大渋滞、周辺がベッドタウンだとよく分かる。




最後にスマホで撮ったこの日のメシ。
昼は何だったか忘れたけど白身魚、夜は国籍不明の謎麺類(笑)。
確かメニューには『UDON』と表記されていたが中華と東南アジアも混じってる。
もっとも味は美味しくないどころか割と好みで余裕の完食だった。


というワケで次回からはオクラホマのRoute 66を。
Posted at 2020/03/29 06:45:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月28日 イイね!

2015年アメリカ45日間の旅29 虹の橋は一方通行

アッという間に走り終えてしまうカンザス州のRoute 66。
わずか20㎞の区間で最大の見どころは1923年に作られた古い橋だ。

正式には『マーシュ・カーブ・ブリッジ』だが通称『レインボー・ブリッジ』とも。
おそらく虹をイメージさせる形状のアーチからそのように呼ばれているんだろう。

年代が年代なので橋のサイズはかなりコンパクト。
今どきのクルマがすれ違うのは厳く、橋は東から西への一方通行となっている。

設計したのはJames Barney Marsh……だからマーシュ・カーブ・ブリッジなのね。
1983年には国家歴史登録財に指定され、路面の補修やアーチの塗装も行なわれている。

この2年前か3年前はちょうど再舗装が終わったばかりで立ち入り禁止だった。



なので2015年の時点では上々のコンディション。
ロードサインは昔のほうが味があったけど、コレはコレで写真には映えるのかも?



ちょっと離れたところから美しいアーチを見てみよう。
写真の右側もRoute 66でそちらは相互通行、なので橋は迂回路みたいな存在なのかも。

渡った先にはクルマを停めるスペースがあるので、そこに置いて徒歩で橋を渡ってみるのもアリだし、まわりの風景と絡めてじっくり腰を据えて撮影するのも楽しい。


誰だったか名前は忘れたけど……。
以前YouTubeで割と最近のカントリー系ミュージシャンが、ココで名曲『Route 66』を演奏するMVを見たことがあり、めちゃめちゃカッコよかったのを覚えている。

この橋を過ぎるとBaxter Springs、それを越えればもうオクラホマ州。
スタートが早かったせいでまだ夕方前、というワケで州境を越えオクラホマに!
Posted at 2020/03/28 08:12:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年03月27日 イイね!

2015年アメリカ45日間の旅28 わずか20㎞! カンザス州のRoute 66

ミズーリ州を抜けるとRoute 66はカンザス州に入る。
説明するまでもないがRoute 66はイリノイ州からカリフォルニア州まで、トータルで8つの州をまたぐ3755㎞の長い道で、そのなかで20㎞弱とイチバン短いのがこのカンザス州だ。

なので走るだけなら30分ほどで隣のオクラホマ州に入ってしまう。
とはいえ短いからこそ保存協会はメンテナンスに力を入れており、写真集やガイドブックに必ず登場するようなスポットもあり、アチコチで足を止めつつ景色と雰囲気を堪能したい。



カンザス州のRoute 66サインはとてもクラシックで味がある。
今回シミュレーションしているお客さんを連れてのツアーじゃ難しいかもしれないが、個人で走るならこうしたサインをひとつひとつ探しながらの旅もまた面白い。
何しろ距離が短いので見つけるのはそんなに難しくなかったり(笑)。



ミズーリ州から入って最初の街がGalena。
かつては多数の鉱山があり人口も3万を超える時代があったものの、やがてビジネスは低調となり労働者と経営陣の死者が出るほどの争いも起き、徐々に廃れていってしまった。
現在もメイン・ストリートには当時の繁栄を思い出させる建物が並んでいる。



古いレンガ造りの建物に描かれたペプシとマウンテン・デューの広告。
かつてはスーパーマーケット的な店だったと思われるが現在は人の気配すらナシ。
調べたら2010年ごろで人口は約3000、今ならもっと少なくなっているのかも?
Route 66という観光資源があっても街が再び活気を取り戻すのは難しいだろうなぁ。



カンザス州のRoute 66は案内の標識が多く分かりやすいのもメリット。
今回は次で紹介するレインボー・ブリッジ程度しか新しい写真を撮っていないが、沿線には映画『フィールド・オブ・ドリームス』に触発されて個人が作った野球場などがある。


また900人ほど住んでいない小さな街Riverton、ビジターセンターがあるBaxter Springs、そして上で書いたGalenaとすべて巡っても数時間あれば余裕なはず。
Baxter Springsは名優Clint Eastwoodが有名になるきっかけとなったTVドラマ『ローハイド』の舞台で、カンザス州を走るRoute 66ではもっとも規模の大きな街だ。

次に行くときは一度も経験していない、カンザス州で宿泊することが目標かな?
Posted at 2020/03/27 10:10:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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