鹿児島県では、セブンイレブンが去年念願の初出店してから、コンビニ戦国時代となりました。
それ以前は、ファミリーマートが独走していましたが、ここ1年の間にサンクス店舗がローソンに鞍替えで猛追するなど、状況は混沌として、まさに戦国時代となっていますので、鹿児島のコンビニ事情を紹介。
まずは、セブンイレブン。
昨年、念願の鹿児島進出を果たしたセブンイレブン。
言わずと知れた業界トップ。
キャッチフレーズは、セブンイレブンいい気分♪
他の都道府県では、ほとんどがセブンイレブンのトップ独走状態。
鹿児島では新参ものですが、現在145店舗の第3位。
本来は、1年で200店舗を目指していましたが、それには届かないにしても、1年で145店舗は驚異的な増加。
現在もかなりの出店ラッシュが見込まれ、快進撃が続きます。
セブンイレブンと言えば、お弁当が強い。
コンビニの花形商品の弁当が強いのは、最大の武器です。
チルドお惣菜シリーズなど、他の商品もかなり力を入れているので、かなり優位な展開を進めています。
続いては、ローソン。
キャッチフレーズは、街のほっとステーション、ローソン♪
業界では第2位。
いち早くコンビニでは、全国出店したコンビニです。
もともとは、かつての流通業界の覇者、ダイエーグループだったことから、近畿や九州では強いです。現在でも近畿地区はセブンイレブンが劣勢を強いられるほど、地盤は固いです。
鹿児島でも比較的昔からありましたが、ファミリーマート進出で、後塵を嘗めることに。
鹿児島では、店舗数が202店舗の第2位。
以前は、114店舗とファミリーマートにダブルスコアに近い差がありました。
昨年、エリアフランチャイズの南九州サンクス(南国殖産)が、サークルKサンクス本部との契約を打ちきり、熊本や鹿児島のサンクス店舗をローソンに譲渡することになり、一気に店舗が増えて、ファミリーマートまで僅差までに及ぶ結果。
鹿児島県では、一気にローソンが増えた印象があります。
ちなみに、サンクスは、富山県など他の県でも同様なことが起こっており、サンクスからローソンやセブンイレブンになっているようで、何かあったんでしょうね…
ローソンと言えば、レジ横販売のからあげくんを代表するように、レジ横が強い印象。
現在のコンビニコーヒー戦争の火付け役、machi cafe を作り上げましたね。
続いて、ファミリーマート。
業界では、第3位。
キャッチフレーズは、あなたとコンビニ、ファミリーマート♪
鹿児島では、90年代に進出して、急速に拡大をしていき、長らく鹿児島でトップを維持してきました。
鹿児島の店舗数は235店舗で第1位。
セブンイレブンやローソンが急速拡大するも、第1位を死守しています。
ファミリーマートと言えば、ファミチキを代表するように、レジ横スナックが強い。
しかし、先日の中国の期限切れ鶏肉の件で、売上が減少。セブンイレブンやローソンの攻勢で、現在鹿児島トップの座が危うい苦境に立たされています。
果たして、第1位の座を守り抜くことが出来るのか見守りたいです。
以上が、鹿児島のコンビニで8割近い数のコンビニでした。
ちなみに、デイリーヤマザキ、サンクス、サークルK、ミニストップなどの中堅コンビニはありません(爆)
サンクスは先ほど述べたローソンへ鞍替え。
デイリーヤマザキは数年前に撤退しています(爆)
ミニストップに関しては、進出すらしていません(爆)
個人的には、ミニストップウェルカムです。
何故なら、パフェなどのスイーツが充実しているから(爆)
最後に、3大コンビニ以外に健闘しているコンビニを紹介。
エブリワン、ココストア連合です。
もともとエブリワンは、九州のかつての流通業界の覇者、寿屋が展開する、スパーがありました。
詳しいことはわかりませんが、スパーから独自ブランドのエブリワンに転換しました。
ココストアも独自に九州へ展開していました。
エブリワンの親会社、寿屋の倒産などもあり、経営が苦境になったとき、ココストアが買収して、今のエブリワン、ココストア連合となりました。
そんなわけで、九州は同じ会社が2ブランドという変なことになっています。
エブリワンは九州ローカルにしても、ココストアは名古屋が本部。
東海地方や関東地方、近畿などにも進出する中堅コンビニ。
お膝元愛知県が多いかと思ったら、愛知県58、岐阜県24。
一方、九州沖縄は
熊本県が129、沖縄県104、鹿児島県91、大分県73宮崎県41と九州沖縄が多い状態(爆)
まぁ、これはココストア単独でなく、エブリワンも入っていますからね…
エブリワン、ココストア連合の特徴は、店舗ごとに厨房を設けており、店舗ごとに弁当を作り、パンもお店で焼き上げるところ。
デイリーヤマザキのような感じです。
セブンイレブンの弁当もおいしいですが、やはり手作り弁当や焼きたてパンは最高です。
3大コンビニに勢いは劣りますが、九州で根強い人気があるのは納得です。
以上、鹿児島のコンビニ事情でした。
Posted at 2014/07/30 08:51:08 | |
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