ふと気になったことが。
80年代に大ヒットしたサントリーのビールのペンギンのキャラクター。
おそらく、30代の人はポカーン。
40代以上の人は、あったねぇ。懐かしいと思えるもの。
サントリーのペンギンとは
今見ても通じるかわいいペンギンのキャラクター。
この当時のビール業界は、容器戦争の真っ最中。
今のように、中身や味で勝負ではなく、奇抜な容器で勝負していた時代。
ご存知の通り、サントリーは1963年にビールに参入した新参者。
シェア獲得のため、他社と同じ容器で勝負しても勝てない。
そこで、このキャラクターを出すやいなや大ヒット。
また、当時の人気歌手、松田聖子とのタイアップなど、広告のサントリーと言われる力を十分に発揮して大成功。
今思えば、当時のサントリーの主力のサントリー純生にペンギンのイラストが描かれてるだけなんですが(爆)
で、ペンギンはいいんですが、このペンギンたちには名前が名前があるらしい。
けど、それって認知度ない。
私も今回調べるまでは、サントリーのペンギンという感じでした。
で、名前は、パピプペンギンズらしい。
ペンギンそれぞれの男の子、女の子個別にはなく、これらペンギンたちの総称らしい。
まぁ、そこが昭和らしいいい加減なところです(爆)
その後、文房具などこのキャラクターで商品展開します。
ペンギンのキャラクター自体はかわいいのですが、いかんせん、ビールのキャラクター。
文房具など未成年がビールのキャラクターとは、何事ぞ!と、ピーチーエー団体から猛抗議。
さらに、このキャラクター欲しさに、中高生がビールを買う。
またはかわいいイラストゆえに、小さな子供がジュースと勘違いしてビールを誤飲する事故発生など社会問題に発展。
これを受けて、事態を重く見たサントリーがパピプペンギンズシリーズを打ち切りにしたそうです。
まさに幻のキャラクターですね。
ビールのキャラクターでなければ、今でも生き残るキャラクターだったのになぁ。
Posted at 2022/09/25 22:31:08 | |
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