画像は、当日撮影したダムの一部です。
ここに行きたいって普通思いませんよね?※まぁ、知らないから漠然と「ダムを見たい」とかと言ってたのかもしれませんが・・・・・(^_^;
バス停までは、エッセで5分くらいなのに、その間に考えることはものすごく膨大な量でした。
まず、最悪の事態を考えて警察や消防への連絡。次に消防団とかへのコンタクト。あと、ただでさえ少ない平日の午後にどれだけヒトを集められるか?場合によっては自分もダムに飛び込んで見つけないと間に合わないのか?
そう思いつつ、それらを確認するのに果たしてバス停に向かうのが適切なのか?それともダムから車道(国道)へあがってくるところに行くべきなのか?
・・・・・そうこうするうちに、ダムから車道(国道)にあがるところの駐車場が見えてきました。
反対車線で上り坂で左カーブということで、とても入りづらいのですが、とにかくそこにエッセを入れました。
誰もいません。 そりゃそうだよな。もしちゃんと来ていればバス停に行ってるはずだもの。
一瞬、車を降りて車道から遊歩道を下ってダムまで降りて行ってみようかと思ったんですが、そのまますぐにバス停に向かうことにしました。
O温泉の前にバス停があるということを、実はこのとき初めて知りました。
行ったところで本人がいるわけないし、いなかったらいなかったであとはどうしようもない。仕事が始まる時間は迫っているし、私のような素人がどこをどう探したらいいのかわからない。しかし、かと言って行方不明者だと騒ぐのもどうなんだろう?
アタマの中をいろんなことがグルグル回ってて、ただでさえそういうアクシデントの処理能力がない私なのに、半分パニックになりながらもなんとかO温泉のところにやってきました。
おぉ! いたよ、マジかよ☆
バス停の前に座り込んでいる女の子。
すぐそばにエッセを停めて運転席から降りて彼女に近づきました。
りのす「無事だったんだね」
女の子「えぇ、ここの温泉って今日休みなんですか?」
りのす「え? なんで?」
女の子「さっき、そこの露天風呂のところを途中まで降りてみたんだけど、やってなかったみたいだから」
りのす「ん~、ごめん、俺もよくわからないんだ。」
女の子「もっと大きなダムかと思ったら全然違うんですね(^_^) しかし、あなたにしか会わないくらいホントに人がいませんでしたよ。」
りのす「そうだね~。いやぁ、実はあれから気になってさ。女の子が一人でダムに行きたいって、普通に考え直してみたらかなりヤバい話じゃん?(笑) 心配で来ちゃったよ(^_^;」
女の子「そうだったんですか~(^_^; ありがとうございます。」
りのす「昨日はここの近くに泊まってたの?」
女の子「いえ、今日突然休みになったので、自然の中に来てみたいなぁと思って・・・・」
りのす「それでこんなところまで来ちゃったんだ」
女の子「うふふ、そうなんです。三時間近くもかかったんですよ。」
りのす「東京から3時間近くって、鈍行列車で来たの?」
女の子「そうなんです。」
りのす「もしかして、いわゆる『鉄っちゃん(鉄道マニアの乗り鉄?)』なの?」
女の子「少しそうかも・・・うふふ」
りのす「俺も単身赴任やら新幹線通勤やらで東京にいたことあるから、自然の中に来てみたいとかという気持ちは少しはわからないでもないよ。」
女の子「どこに住んでたんですか?」
りのす「川崎に約4年住んでて、田町に2年弱通ったかな? 大学も東京だったしね。生まれは川崎の生田だよ。」
女の子「そうなんですか。今はこちらに住んでいるんですね。」
りのす「そうだよ。仕事の関係でこっちに来たときに昼休み利用してウォーキングしてるんだ。そして汗かいて露天風呂入って仕事に戻るっていうのをやっているんだよね♪」
女の子「羨ましいですね~♪ あの露天風呂って人が入っているんですね。」
※そういえば、遊歩道に入る前に川沿いの混浴露天風呂の対岸からじぃ~~~~っと湯船を見ている黒っぽい服を来た女性がいたなぁ、それがこの女の子だったんだ・・・と気づきました。
りのす「そうだよ、今も入ってから来たんだけどね☆ なかなか気持ちいいんだよ♪」
女の子「いいですね~♡」
※なんか話をふくらまそうともがいている自分がいました。
でも、話している場所は国道前でバンバン車が通るバス停近くにエッセを横付けして路上でしゃべっているという状況。いつ何どき誰が見ているかと思うと、なんか落ち着かない。別に悪いことしているわけでもないのに・・・・(苦笑)
「ヨコシマな」考えなんぞ持ってないはずなのに、なぜだかこの童顔の女の子とコトバを交わしている自分に罪悪感を感じていて、その気持ちがこれまたアセリやもがきに苦しむ自分をこさえてしまってました。(笑)
ちょっとの間があって、ようやく出てきた話題をなんとか口にする私・・・・(^_^;
りのす「今度はもっと季節のいい時においでよ。ちょっと前なら紅葉だったし、これからは冬になっていくけど、雪の中の混浴露天風呂とかすんごいいいんだよ♪」
女の子「うふふ、そうですね~♪」
※なんで、混浴露天風呂なんぞを出したのか、今もけっこう後悔している私・・・・(爆
そういう時にもっと気の利いたセリフが、昔ならもうちょっと頭を回して出していたはずだったのに、寄る年波には勝てず、今ではただただ本能のままに思いついたことが口から出るという、情けない中年男性の典型図と化している自分を露呈しているのが悲しかった・・・・・m(_._)m
ホントなら、「新雪の中の山まるごと一つ貸し切り状態でのスノートレッキング」とか、もっとイメージのよい凡例があっただろうに・・・・・orz
・・・・って、こんなこと考えていること自体が、「立派なヨコシマ考えを持っている中年男性」の図だよな、きっと・・・・・(自爆
あと何か言葉をいくつか交わしたんですが、キンチョ~してたせいもあってか、よく覚えてません。(^_^;
それじゃあ気をつけてネ、というようなことを最後に交わして別れたことをぼんやり覚えているだけでした。
エッセに乗り込み、渋滞する国道の車がとぎれるのを待って、Uターンして女の子と別れたのですが、その別れ際に思った以上にプルンプルンとかわいく手を振ってくれる彼女がとても印象的でした。
そして、その時になぜだか
氣我中さんのこの日のブログのサービス画像を思い出していました。
えぇ、私は間違いなくただのヨコシマ中年男性ですよ。(自爆)
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昨晩は変なところで切っちゃってすみませんでした。m(_._)m
なんとか続きを書けましたが、たいしたオチもなく、かといって「創作活動」的な話の展開にするほど起きていられる時間もなかったデス・・・・
変な期待させちゃって申し訳ありませんm(_._)m
ただ漠然と思うのは、なんかまた会えそうな気がします。
電話番号を交換したわけでもないし、lineの名前などを交わしたりもしてません。ましてやメールアドレス交換もしてませんし・・・・・(^_^;
でも、なんかまたばったり遭遇しそうなんですよね。(^_^;・・・・って、思っているのは私だけなのでしょうね~(苦笑)
実はさっき帰宅前に会社の人にこの話をしたんです。そしたら、「りのすさん、そこはとっとと自分の車に乗せて、午後の仕事なんて「急な体調不良」って一本会社に電話するだけだよねぇ~♡」と言われてしまいました。(^_^;
そんななんで、もしまた遭遇したら速やかに『急な体調不良』と会社に電話することに決めてます。(超爆
それではみなさん、明日はよい日曜日をお過ごしください。
私は明日も「素敵な出会い」を求めて、仕事&ウォーキングという日曜日を過ごしま~す。(笑)