会社近くの服屋さんがセールをします。
って案内が届きました。
それより少し前に暇つぶしにコートの下見にでもと思い、
そのお店に立ち寄りました。
コート売り場をうろちょろしてたら若いあんちゃん店員さんが
声を掛けてくれました。
売り出し中のコートや売れ筋のコートをいろいろ勧めてくれます。
ビビッと、ピカーッと琴線をかき乱すような物には出会えず。
だって普通なんだもん。
普通のサラリーマンが普通のコート着ても何にも面白くない。
そして今日はセールなので、なにかいいのがあれば買ったる。
と思いながら再訪。
以前お世話になったお姉さん店員さん登場。
姉「お久しぶりです?この前、お越しでしたね。」
僕「はい。この前いろいろ勧めてもらったけど、
イマイチピンとこなかったんです。」
姉「他のお客さんの接客しながら耳ダンボにして会話を聞いてたんですが、
yossyさんへの対応の仕方が根本的に間違ってるのに〜って思ってたんです」
僕「対応の仕方って… 普通のお客さんやん」
姉「またまた〜 普通のデザインとか全く興味ないんでしょ。わかってますって。
“面白い。”
とか、
“ちょっと変わってる。”
とか
“他の人と被らない”
とか
“バカっぽいの”
とかそんなんにしか反応しないんでしょ」
僕「………」
姉「これを着てみてください。着こなせたら素敵ですよ」
僕「バカっぽくない?ブルーやん。」
姉「これが発売されてすぐにもしyossyさんが来られたら
間違いなくドンピシャ!って思ってたんです。
黒でも紺でもグレーでも大丈夫です。
白のパール調のボタンもいい感じで合いそうです。
とりあえず着てください。」
言われるがままに試着。
姉「(しばらく沈黙)バッチリじゃないですか?
完璧に着こなせてます。着られてる感もなくイケテます。」
買わせ上手な店員さんに乗せられてご購入。
「ちょっと待っててくださいね」
カッターシャツとネクタイもわざわざ持ってきて、
「この組み合わせもいい感じでしょ。」
はい、ご購入。
この人が高級服屋さんとか時計屋さんだったり、
クラブの店員さんだったら破産してるんちゃうか。
と思うくらいに好みど真ん中に豪速球を投げてきます。
客の好みを見極めて商品を勧めてくる。
ホントにプロ店員さんでした。
姉「また来てくださいね~」
行きますがな。
借金してでも。
商品ってお店ではなく営業マンから買うってほんとですね。
そして危険な道が開かれる。
Posted at 2016/11/26 22:25:28 | |
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