最近、タイプR論議がアツいようです。
ところでNBロードスターでサーキットを走っていると、ホンダ勢は目の敵なのであります!
タカスだと同じカテゴリにS2000がいるのであります!
もっと言えばNSXも同じカテゴリなのであります!
こら!おかしいだろ!(笑)
S2000やNSXは別格として、シビックタイプRやインテグラタイプRなら、まだちょっと仮想ライバルとして現実的なんですね。
タイムは気にしない、などと言いつつ僕もやっぱり男の子なので周りのタイムは気になります(笑)
負けたなら勝てるようになりたい、勝てたならもっと引き離したい、これは遺伝子に刻まれたものなので仕方ないんですな(笑)
タカスサーキット総合ランキングを見てみます。
まず僕が半年前に出したタイムが48番目のところに書いてあります。
その少し上と、少し下に、2台のタイプRが存在する。
45番目、FD2シビックタイプR。
やはり速いですね。
さすがタイプRと言った感じです。
そして51番目にランクインしているのはDC2インテグラタイプR。
僕のクルマより排気量少ないはずなのに、こんなタイム出されると泣きたくなります(涙)
そこからもう少し下がって、58番目にはFN2シビックタイプRユーロが入っています。
ノーマル車とDZ102の組み合わせで1分13秒が出るようです。
かなり車重があると思うんですけど、セカンドグレードタイヤでこのタイムはご立派。
逆に、もっともっと上のほうを見てみるとFD2で1分2秒出されている方がおられます。
Sタイヤなのでちょっとあれですけど、そんなの関係ないくらい速いですね(笑)
世界が違う(笑)
さて。
ロードスターに乗っている人で「速さ命!」って人はあまり多くないのではないかと思います。
ちょっとエンジンが悲しい…といったような話は割愛するとして、ゆっくり走っても楽しいからです。
だからサーキット派も相対的には少ないように思います。
でもタイプRに乗っている人は、それと比較すると、相対的にモータースポーツ寄りなんじゃないかと思います。
サーキットやジムカーナなどに興味のない人がタイプRに乗ったらダメなのか!というお叱りを受けるかもしれません。
そうは思いませんがやはりモータースポーツ寄りの人が多いでしょう。
で、個人的に強く印象に残っていることがあります。
いつか見たレブスピードのDVDでの話です。
ファイター山田さんと大井貴之さんが、インテグラタイプRやNBロードスターに乗って、感想を言い合うといったような内容。
そこではファイター山田さんがNBロードスターをドライブしたあと、「うん、ロードスターいいよね~」的な感じで褒めてくれていて、その後にタイプRに乗られていました。
そして、クルマから降りるなり興奮した様子で「めちゃめちゃ楽しい!!!ロードスターも悪くないけど、やっぱタイプRでしょ!こっちのほうが断然楽しい~~!!」的な感じで褒めちぎっていた。
それを観ながら僕は「でもロードスターだって楽しいもん!えーん(涙)」などと思ったものです(笑)
ちなみに大井さんは「オレはロードスターのほうが好きだな!」みたいなことを言っておられました。
確かその後に、マイカーとしてNBを購入されていたはずです。
沈んでいた僕の心が救われました(笑)
どっちが楽しいか、などという比較は意味がないので置いとくとして、
タイプRってタイムを出すための車でしょうか?
タイムだけを求めるなら、ターボつけて、4WDにして、みたいなことをすればいいと思います。
もっと言えばF1マシンを「シビックタイプR」という名前で売り出せば、名前の上ではシビックタイプRということになりますから、NSXを超える最速のタイプRの出来上がりです。
やったね!公道走れないけど。
でもそうすると「そんなのシビックじゃないやい!」という意見が殺到するかもしれません。
ホンダさんも困りますし、ファンも怒りますし、ライバルだって怒ります(笑)
やっぱりFFにしとこか…ということになるかもしれません。
僕の中では、シビックタイプRやインテグラタイプRは、ライバルです。
「走って楽しい」と言われる車。という意味で、良きライバルです。
ぬううう!奴らだけには負けるわけにはいかんのだ!(笑)
ホンダ車を一台たりとも所有したことがない僕が自分勝手に的外れな定義をしちゃうとしたら、
「シャシ性能にエンジンパワーがちょっとだけ勝っている」
ということが、とても重要な位置を占めることになるのだと、勝手に思っています。
そしてそれは特定の場面、特定の箇所だけで感じられるようなものであってはならず、その車が生まれ持つ素性として、いついかなるときも耳のすぐ後ろで感じられるような類のものであるべきだと。
ロードスターはそうではありません。
そういうカスタムをしてもいいとは思いますが基本的にはそういう車ではありませんね。
楽しい、の方向性が違う。
だからこそホンダ勢は僕にとってライバルなのだ!(笑)
僕はあくまでロードスターのロードスターらしい走りが好きなので、エンジンパワーを上げるつもりは一切ありません。
エキマニもマフラーもエアクリーナーエレメントもノーマルであることが、ひとつのこだわりです。
それが原因でライバルに負けたっていい(くやしいけど)。
パワーを上げることが悪いってわけじゃなくて、僕は「そう」なんです。
ではタイプRにとっての「そう」というのはどういうものか。
それは絶対的なタイムとは違うと思うんですね。
あくまで外側から見たタイプRですよ。
オーナーの方の思いは僕には分かりません。
でもね、そうだとしても、結果としてはやっぱ速くなるんですよ。
究極に速いかどうかは置いといて、相対的には、やっぱタイム出るわけですよ。
タイプRというヤツは。
で、速いから「負けた!くやしい~!」とか思うわけですよ(笑)
「いいもん、楽しさなら勝ってる(はずだ)もん!」などと、心の中で負け惜しみを言いつつ、でも虎視眈々と逆転を狙うわけですよね(笑)
いや、具体的に誰と勝負してるわけでもないんで、勝ちも負けもないんですけど(笑)
でもでも例えば
8月分のマンスリーランキングを見てみましょう。
17番目に僕のタイムが載っていて、その遥か上空にDC2、DC2、DC2と3台あって、さらにその上にFD2がどどーんと鎮座しています。
くうう!この暑い時期に1分7秒…!
現在のコンフォートタイヤでは到底太刀打ち出来ませんが、戦闘仕様に戻したとしても太刀打ち出来ません。
く・や・し・い~~~~!(笑)
何が悔しいって、タイムで負けて、その上、もしかしたら楽しさでも負けてるかもしれないので、もう嫉妬心がえらいことに(笑)
こっちより速いうえに楽しさでも越されたら、こっちはいいとこナシじゃんか~!(涙)
いや!待て!少なくとも楽しさでは負けてない!
勝ってもないかもしれないけど、負けてもないぞ!
などと、本気で子供みたいに思っている(笑)
途中から何の話かよく分からなくなってきましたが(笑)、僕のタイプR観でした。
ホンダ車に詳しくない人の、「外側から見たタイプR」です。
いろんな見方があるかなと^^