• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

aki@rsのブログ一覧

2019年05月23日 イイね!

なんらかの異常点検

平成25年式のレガシィ、12カ月点検の納車後に「メーターにたくさんの警告表示が出た」とのことで入庫。
なぬ!うちで整備した後に警告灯が!作業ミスか??
見てみると黄色系の警告灯がこれでもかと点灯したうえで、メッセージとして「エンジンシステム点検」とか「電動パーキンブブレーキ点検」とか「販売店へ連絡してください」とか出てくる。
なんだか申し訳ない気持ちでずーんとなりながら、とりあえずお預り。
まぁどっかヒューズでも切れてるだけだと思うけど……というかそう思いたい(汗)

自分が用事で休んでいたときに整備のおっちゃんが作業したクルマなので、作業内容を知らず、まずは作業した内容の確認から。
リヤショックアブソーバのサビ修理、バッテリー交換、エアコンフィルタ交換、タイヤパンク修理。
この中ではバッテリー交換が怪しいけど、ショックアブソーバのサビ修理って何?
どうも根元部分のサビによる腐食が激しかったために、丸ごと脱着してサビを落として色塗ったらしい。
うーん。
12か月点検でブレーキ分解もしてるはずだし、基本作業の部分も無視できないよなぁ。

メーターに警告表示が出る場合、最近のクルマの場合は結構いろんな原因があって、極端な話ボンネットが半開きになってるだけでもVDCか何かの警告灯がついたりするので(ボンネット開いてるならボンネット開いてますって表示してよ…)、かなり可能性を広げて取りかかる必要がある。
とりあえず警告灯が出ているので診断機を繋ぐところから。
えーっと、コネクタどこだ?
あ、ここか。
よいしょ。えい。

…………。

え、なんで電源入んないの!(滝汗)

診断機をOBDのコネクタに繋いで、イグニッションをオンにして、本体の電源スイッチをオンにしても、診断機の電源が入らない。
一度全部オフにして、もう一回注意深く繋ぎ直してトライしても駄目。
コネクタの中を車両側、診断機側ともに確認してみるもこれといって異常がないように見える。
もう一回トライしてみるも、やっぱり駄目。
やべぇ、壊れたクルマに繋いで壊してもたかな…(汗)

ハラハラしながら自分のインプレッサに繋いでみる。
ピッ、ピッ、OK!まったく異常なし!
おいおいマジかよ、と思ってちょっと血の気が引く。

OBDコネクタに電源が来ていないか、アースが落ちていない。
最悪これコンピュータとか壊れてたらどうすんの?(汗)
頼むコンピュータだけは勘弁してくれ頼むからコンピュータだけはどうかひとつお願いだからヒューズとかであってください…。

そうこうしてたら別のお客さんが来店されたのでしばらく対応、その間に整備のおっちゃんが全ヒューズの確認をするも、問題ないとのこと。
うええ。まじかー。
12カ月点検した直後にチェックランプつきまくって、そのうえ診断機の電源まで入らないって、最悪じゃーん(涙)
いったい何したんですか、もう…。

ちなみにチェックランプ以外にもアイサイト停止してるしVDCも停止、普通に走るぶんには問題ないけど便利機能はキャンセルされている。
ただしこんなふうにいろんな警告が出る場合、その原因は本当に多岐に渡るので、小さいセンサがひとつ壊れるだけでもフェイルセーフでアイサイト停止になったりする。
12カ月点検とぜんぜん関係ないセンサがたまたま12カ月点検を受けた日に壊れる確率は…730分の1。
車検を含めても365分の1。
うーん。
無視だな(苦笑)

確率的に言えば、整備中にどっかのコネクタを抜いて、付けるの忘れたってパターンが一番あやしい気がする。
リヤダンパ脱着のときにヘッドライトのレベライザのセンサを脱着してるはずなのでコネクタを見てみる。
しっかりはまってる。
んー。

ていうかそもそも診断機の電源が入らないのがヤバいんだってば、センサうんぬんは後回し!
仕方ないので重い腰を上げて配線図とにらめっこ。
こんなにガッツリ配線図を見ながら故障原因探るのとかいつぶりだろう…(汗)
配線図を見ること自体はそんなに手間じゃないんだけど、欲しい図がどこにあるか、一覧の中から辿りつくまでが大変なんだよなぁ(苦笑)

………。

………。

黙々と探す…。

………。











あった。













ちょっと待って、え、なにこれ、8番ピンは空きなのか電源来てるのかどっちなの?(汗)
実物を見ると端子がついてる。
もうやめてよマジでそういう、選択肢を増やすようなことしないで、頼むから…(涙)

半泣きになりながらイグニッションをオンにして、検電テスタでチェック。
8番は電源来てるけど16番は電源来てない…。
ほらー!やっぱり8番は空きじゃないじゃん!
てかこれ8番が電源供給ってことで合ってんの?16番が電源供給なの?
どっちなの?16番が電源供給ってことで信じていいの?…ねぇ本当に信じていいの??と、こういうときはだんだん心細くなってくる…。
早く原因が分からなきゃ夜も寝られません(涙)

とりあえず配線図では16番に電気が来てることになってるので、そこに電気が来てないってことは、ヒューズか、バッテリーからの途中の経路で断線してるか、もしコンピュータ経由してるなら基盤がぶっ壊れてるか…。
ヒューズはさっき整備のおっちゃんが切れてないって言ってたけど、念のため見てみる。
おおお…。
ちゃんと切れてるわ。

おい!!!!!!(笑)

ヒューズ交換して、故障データをクリアしたら直りました(笑)
まぁなんというか…良かった良かった。うん。
良くはないけど(苦笑)

バッテリー交換の際にOBDコネクタからバックアップ電源を繋いだために、ヒューズ飛んでしまったようです。
こんなこと初めてだなー。
あんまりここからバックアップ電源とるの良くないのかな…。
てか、途中に別のヒューズをつければいいのか(笑)

結局ヒューズ飛んでバックアップ出来てなかったようで、パワーウインドウの設定もリセットされていました。
ナビ関係は無事だったようです。良かった。
整備のおっちゃんに事の顛末を話して、次からいろいろ確認して下さいねって軽く注意して、お客さんに事情を説明して、一件落着。
「バッテリー交換のとき、車のいろんな設定がリセットされてしまわないように補助電源みたいなのを繋ぐんですが、そのときの作業が原因でヒューズがひとつ飛んでしまって、そのせいで今回の警告灯がついたようです。ヒューズを交換したら直りました。うちの作業ミスでご迷惑おかけして申し訳なかったです…(平謝り)」

診断機の電源が入らなくてビビった、というお話でした。
スバルさん著作物の転載ごめんなさい。
もしかしたら遠い未来だれかの役に立つことがあるかもしれないかもしれないので、世のため人のためだと思って大目にみてください(苦笑)

皆さん!スバル車はめっちゃいいよ!(苦し紛れの宣伝。笑)
Posted at 2019/05/23 22:16:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月13日 イイね!

シフトアップ クルマの性格の違いと操作

ここのところロードスターに乗る機会がめっきり減ってしまったのですが、ときどき乗ると「うおっ」と思うことがあります。
普段乗ってるGH3インプレッサがちょっと特殊なので、そっちに慣れ過ぎたなぁなどと思って、ちょっと感慨深くなりました。






こちらは4台のスバル車について、それぞれのギア比を一覧にしたものです。
ギア比の「差」という部分は「前のギア÷次のギア」を表しています。

GH8(5MT、ターボモデル)というクルマはどちらかというとグランドツーリング的な性格があり、ギア比は同時期のフラッグシップモデルであるBP5レガシィと同じです。
これと比較したとき、GH3は3速と4速が一緒で、1速と2速がずいぶん離れています。
また、ファイナルも低いですね。

軽トラックであるTT2と比較すると、ギア比やファイナルそのものはTT2のほうが低いものの、1速⇔2速はGH3のほうがワイドになっています。
ところが2速⇔3速に関してはTT2よりもクロスしており、3速⇔4速になると再びワイドになるという謎設定です(笑)
GRB(WRX STi)に関してはまぁハイパワースポーツカーなので参考程度に見てください。
ファイナルこんなに高かったんですね。そりゃそうか。

GH3インプレッサはどちらかというと「日常のお買いもの車」的な性格のクルマで、搭載されるEL15というエンジンは非力ゆえにクレームが多すぎて次期インプレッサから廃止されてしまったというちょっと悲しい経緯があるのですが(涙)、4000rpmくらいまで回せばまぁそこそこ使えるのでそこまでダメな子ってわけでもありません。
ただし2000rpmを下回る感じで使おうと思うとすぐにぼべべべべっていうので、「水平対向エンジンは高回転ユニットなんだぜ!」とか言って自分を鼓舞しながら2000~3000rpmあたりをキープしてあげる必要があります。

実際に乗るときは1速を長めに使って2速は短め、3速を長めに使って4速で巡航、というかたちになるのですが、いざ乗ってみると独特のリズムになるのでなかなか慣れません。
このクルマに乗り始めた当初は、ギア比なんて確認しないので「何となくギアチェンジがうまくいかない……いつまで経っても違和感あるけど何故???」と思っていました。
ロードスターのほうは6MTかつファイナルも3.9→4.3に変更してあるし、クルマ毎に性格は違うので、シフトアップひとつとってもクルマの運転というのは難しいもんですね。

シフトアップの際に変速ショックを出来るだけ少なくしようと思うと、クラッチペダルを繋ぐ際のエンジン回転数が適切な範囲に収まっているかどうか?がひとつ重要なポイントになりますが、その際の「狙い値」というのはそのときの車速に左右されます。
ここで、GH3のように「各ギア間がワイドで、かつフライホイールが重い」ような性格を持つクルマの場合、シフトアップの際にエンジン回転が落ちるのをひたすらひたすらじーっと待つ必要があるのですが、「その間に落ちる車速」というのが無視できない規模になってくるので、その分が普通のクルマよりちょっと難しくなります。
要は「自分が思ったよりも気持ち多めにエンジン回してあげてからシフトアップ」してあげると上手くいくのですが、1速⇔2速間、2速⇔3速間、3速⇔4速間でそのリズムと割合が微妙に異なるので、運転してると何だかへんてこな感じです(苦笑)

そんな謎設定のGH3ですが、「クルマ的には高回転のほうが乗りやすい」「でも高回転にするとエンジン音がうるさい」という冷静と情熱の間で揺れ動く乙女心を慰めてあげるために「早めのシフトアップ&半クラッチで早めに繋ぐ」という妥協策も時には必要だったりするものの、1速⇔2速の場合は回転差が結構あるために意外と半クラッチ状態を長くキープしなきゃいけなくて、「クラッチ早くすり減っちゃったりしないだろうか…」などと心配になってしまうことから、クラッチと一緒に自分の神経がすり減ります。
結局のところ、うるさいのは我慢して高回転で使ってあげるのがこのクルマには一番いいので「もう~困ったやつだなぁお前は♪」とか言ってニヤニヤしながら運転したあげく近所の人から「あの人、大丈夫かしら…」的な奇異のまなざしで見守ってもらうのが物理的かつ論理的に最良の選択ではないかと思われます。

…などとバカなこと言ってるうちにいつのまにかインプレッサの運転にも慣れてきたのですが、そんなとき久しぶりにロードスターを運転すると「なんじゃこの乗りやすいクルマは!」などと思ってびっくりするわけです(笑)
余計なこと考えずに人間の感覚に沿って運転できるクルマって素敵ですよね(笑)

あほ話でした(笑)
Posted at 2019/05/13 21:29:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「フェルスタッペン神がかってた」
何シテル?   07/01 00:02
福井のロードスター乗りです。 ロードスターは現在休眠中。 タカスサーキットをホームコースとしてサーキットアタックしていました。 GPSロガーの結果を元...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2019/5 >>

   1234
567891011
12 131415161718
19202122 232425
262728293031 

リンク・クリップ

幌っとOUT 
カテゴリ:ロードスタークラブ
2009/04/16 23:19:49
 

愛車一覧

マツダ ロードスター マツダ ロードスター
14年式のNB3型1,8RSです。 足回り以外はだいたい純正のままです。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation