前例のない酷暑でも、ほぼ毎日見かけます。
スタッドレスタイヤ履いてる車を。
いかなる理由で履いてるのか?
立ち寄ったガソリンスタンドで偶然隣の給油中の車がスタッドレスだったので、スタンドの兄ちゃんに話しかけてみました。
「あー、多いですよ。履きっぱなしの人。」
兄ちゃん曰く
すり減っていて来期使えない→じゃあ履き潰しちゃえ
な人が多いとか。
これはタイヤショップの人も言っていました。
特に大型トラックはタイヤ・工賃共に高額になるので、次の冬まで履く人が多いと。
しかし、こんな路面温度が高い時期にスタッドレスなんか履いて問題ないの?
興味あって調べてみると
路面温度の低い冬の使用を前提としているので
・ドライ路面でも滑りやすい
・ウェット路面ではもっと滑りやすい
・止まらない
・燃費悪い
・高速走行ではバーストのリスク有
というデメリットがあるのだとか。
トラックのドライバーは基本プロなんで、この辺りは加味して運転してるでしょう。
先日ダンプが履いてるのを見かけましたが、そもそもダンプは高速を走行出来ませんし。
しかし、一般の普通車はどうでしょう?
少なくとも私が見かけるこの時期にスタッドレス履いてる車のドライバーは、車に無知・無頓着な人達ばかりです。
具体的には高齢ドライバーか女性が殆どです。
鳥取という土地柄も、履き替えない人が多い原因かもしれない。
平野部はそれ程積もらない年もあり、冬タイヤ用のホイールを準備してない人も割といます。
毎回組み換え→工賃高価→そのままでいーや
というパターンです。
ただ、先述の通り燃費が悪化しますので必ずしもリーズナブルな選択とは言えないかもしれません。
このあたりは個人の判断かと思いますが・・・
私が何より心配するのは、夏の路面を走ったスタッドレスでそのまま雪道を走る事です。
無頓着な人に限って
大丈夫、スタッドレス履いてるから
と言いそうですが
溝が摩耗して路面に食いつかなくては意味がありません。
夏の路面を走ったスタッドレスは、まともな性能は期待できないでしょう。
前述のスタンドの兄ちゃんも、夏の路面では摩耗は激しいと言っていました。
私も実際、年始にスタッドレス【だった】タイヤを履いてた車をコンビニで見ました。
角が全くなく、全体に丸くなっていてスタッドレスとは全くの別物です。
この状態では、絶対グリップしない。
一応雪国なんで、交換は徹底して欲しいですねぇ・・・
こういう車を夏でも多数みかけるんで
冬に立往生の原因作ってるの、必ずしも県外の車だけじゃないと思うのです。
何より、冬でも夏タイヤ履いてる車もチラホラ見かけるし。
雪国-東京事変
Posted at 2018/07/27 00:25:24 | |
トラックバック(0) | クルマ