Michael Delaneyのブログ一覧

けっきょくジト目のリオは、バセンジーでした。
ミニチュアピンシャーと、よく間違われるそうです。
あぁ〜、それにしてもかわいい。
この人間がオスマシして写真を撮るのとは違って、自然体のままに写っているジト目がかわいくてかわいくて仕方がない。
かわいい犬の前では、さすがに綺麗なオネーチャンも吹っ飛びます。
犬のことはまったく知識がありませんが、個人的には変顔の犬と飼い主にあまり愛されていない汚い雑種の犬が好きです。
変顔の犬は、イングリッシュブルテリア。目が離れているのが間抜けで好きです。
大学生時代に彼女のアパートに向かう坂道の途中にいた雑種の中型犬のごん（新美南吉作の児童文学『ごん狐』より命名。本名は不明）。
代官山のオーダーメイドのバッグ屋のしばふでマスコット犬になっていた、もう死んじゃったけどパグのジル（本名）。
横浜時代に町内に住んでいた巨漢で汗っかきの白いブルドッグのシンバ（ジャングル大帝より命名。本名）。
やはり横浜時代にマンションの道路向かいの町内公園で、いつも日没後に通称『シッ！！おじさん』もしくは『ランニングおじさん』に散歩を兼ねて連れてこられて、おじさんが公園内をひたすらぐるぐるランニングしている間ベンチの上に忠犬ハチ公のように座り、微動だにしようものならすかさずランニングおじさんから、『シッ！！動くな！！』と叱責されてシャキッと座り直していたやたらと不必要なストレスに悩まされていた真っ白な毛並みのいい雑種だと思われる大型犬。呼称、『シッ！！おじさんの犬』（本名は不明）。おそらくストレスによる心労がたたって短命だったことでしょう。
その他、紹介したい犬が二匹。
横浜時代の自宅最寄り駅の相鉄ローゼン前に飼い主が買い物をしている間に表につながれていた白いラブラドールリトリバー。頭を撫でようとすると、『いやぁ〜ん、やめてぇ〜、触らないでぇ〜』とお尻を向けてしまうやたらと人見知りが激しい鬱な犬。
もう一匹は、大雄山時代に南足柄市市役所に向かう途中にいたわさおのような、やたらと手入れされない体毛がもじゃもじゃして煤けていて飼われているのか放置されているのか分からないような雑種の中型犬。本名はデフ。デフとは英語で耳が不自由といったような意味。ただしその犬は耳が不自由ということはなかった。人生を食べることだけに賭けており、飼い主がポリバケツの中からビタワン風の餌を食器に注ごうとすると、待ち切れずに注いでいる最中から食べ始めて、注ぎ終わる頃にはほぼ同時に食器をカラにして、後は食器から餌の味が無くなるまで舐め続けて、それも終わると、ああ、自分の人生はもう終わったよとばかりに意気消沈してふて寝をしていた。

なんだか分からないけど、視線が一点に集中しています。
多分、ビーフジャーキーが気になって仕方がなかったのだと思います。

リオが動いて写真がブレてしまいました。
でもまあ、かわいいからいいかぁ〜。

これが人間だと、
『かわいいからって、何でも許されると思ったら大間違いだぞ！！』
と怒鳴られちゃいますねぇ〜。

ポーズはいいけど、フラッシュで赤目ならぬ白目になっています。
修正を試みましたが、iPhone4Sでは赤目の修正は出来ても白目の修正は出来ませんでした。

大鵬幸喜さん、亡くなりましたね。
確か現役引退後に病気で半身麻痺だかでたいへんだったとか。
あれはまだ私が予備校生だった頃、友達の下宿先の大学生が秋田市千秋トンネルの方に栄太楼というけっこう格式の高い和風旅館で布団の上げ下ろしのバイトをやっていた。ちょうど秋田の夏祭りの竿燈の時期を中心とした夏の観光時期限定のバイトだった。バイトの内容はただ宿泊客の部屋の布団を上げ下ろしするというほとんど何のスキルの必要も無い、どこかに脳みそを忘れてきても出来る仕事だった。ただ、晩朝のシフト制で晩に敷いて朝に上げるのがワンセットだった。それで私もよくヘルプで借り出されたが、簡単な仕事の割にバイト代は良かった。確かワンセットで3000円くらいだったような気がする。
それでなぜだか旅館には巨漢の相撲取りがゴロゴロいる。正面玄関には相撲取りが履くどでかい雪駄（せった）がカラカラカラカラと並んでいる。壮観な眺めである。その中でもひときわどでかいビカビカに磨き上げられて巨大なゴキブリのような革靴があった。そんなにどでかい革靴など見たことがなかったので、感覚的に1mくらいあるように感じた。
それでまあ、宿泊客の部屋の布団の上げ下げをするわけだが、旅館で一番の部屋、いわゆるスイートルームに入った時に異様な雰囲気にビビッた。部屋の真ん中のどでかいソファーにはみ出さんばかりにオーダーメイドのスーツをビシッと着たさらにどでかい男が座っている。パッと見、身の丈3mはあるように感じましたね。それが生大鵬幸喜さんだった。
なぜに秋田に大鵬なのか？
答えは簡単。大鵬の奥さん、秋田市の聖霊高校の卒業生にして旅館栄太楼の娘。
そんなわけで、旅館栄太楼に相撲取りゴロゴロの、大鵬幸喜さんに、奥さん旅館の娘とリンクしていくわけですな。
今はもうその旅館は廃業して、跡には旅館前のロータリーが残るのみです。栄枯盛衰を感じさせます。
それにしても、生大鵬幸喜さん、ドデカかったですよ。

写真は旧栄太楼旅館前のロータリーと保存樹。
手前のクルマは私のジムニーV-JA11C。