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Michael Delaneyのブログ一覧

2020年06月28日 イイね!

ごきげんサイドビーチライフ〜アルファロメオはいずこへ

今日も元気に私はサイドビーチでごきげんよ🏖


最近、近所のアルファロメオのディーラーが撤退した。

なんか、アルファロメオのコーポレートアイディンティティに沿った店舗内外に変えられなかったので撤退したとか。

そのアルファロメオのディーラーは、儲かってなさそうだったから、これ以上借金をして改装するより撤退だ、となったんでしょうね。

店舗建物と土地を不動産屋に売却して、今は売り物件。

2000年頃のアルファロメオは、車種がたくさんあって輝いていた。

GTV、スパイダー、147、156、156スポーツワゴン、GT。

それが159、159スポーツワゴン、スパイダー、ブレラに切り替わってきたあたりから足元がおぼつかなくなった。

原因は、GMと組んだのでパーツが高騰し車両価格を引き上げたことと、直噴エンジンの信頼性の低さ。

せっかく159のデザインが良く、007に敵側の車として崖から落っこちて爆破炎上した努力も水泡に帰した。

その後は、ミトとジュリエッタのみんカラさんでもぱっと見では見分けがつかない小型車2台体制にオマケの4C、4Cスパイダーで長々と引っ張って、いつしかミトはフェードアウト。4C、4Cスパイダーも今春惜しまれもせずにひっそりと現役引退。

期待のマツダロードスターの兄弟車のアバルト124スパイダーはフィアットに取られて、8Cは高すぎてアルファロメオファンの懐には荷が重過ぎた。

そして今は、ジウリア、ステルヴィオ、ジュリエッタのファーストカーにならない、趣味のセカンドカー3台体制でプレミアムブランドを目指しての価格高騰で、アルファロメオファンが買える価格からは掛け離れ過ぎて、新しい購買層を開拓しなければならない。

ベンチマークとしては、メルセデス、BMWあたりとバッティングするのだろうが、信頼性では足元にも及ばないし、思いのほかメルセデス、BMWの購買層は保守的で一途な気質だ。

この先、アルファロメオはどこに行くのだろう。

昔のちょっと背伸びをすれば買える、世田谷のマダムが日常の足に使うオシャレなエクステリアとインテリアに、クイックなハンドリングのプチフェラーリを夢見るプレミアムブランドとして帰ってくるのでしょうか?

ああ、この世は栄枯盛衰やねー。


Posted at 2020/06/28 14:01:55 | コメント(1) | トラックバック(0)
2020年06月20日 イイね!

ごきげんサイドビーチライフ〜蜘蛛の糸

今日も元気に私はサイドビーチでごきげんよ🏖


今日の帰り道、対向4車線の国道の左車線を軽自動車で走っていた。

私の右側を軽自動車と国産大型SUVが連なって追い越して行った。そして、二台はすぐに左車線に戻った。

そこから突然始まった。

私を追い越した軽自動車を、SUVが後ろからあおり始めた。

後ろにぴったり張り付いてあおり、追い越しながら横からあおり、鼻先をかすめるように直前にはいり、スピードダウンしてパニックブレーキを断続的に二回踏んだ。

浅ましいものを見てしまった。

その時、芥川龍之介の1918年に発表された児童向け短編小説『蜘蛛の糸』を思い出した。

あらすじは、

釈迦が地獄の罪人カンダタを慈悲で救おうとして蜘蛛の糸をたらす。昇り始めたカンダタが下を見ると無数の罪人が昇ってきた。

このままでは重みで糸が切れてしまうと思ったカンダタは、「この蜘蛛の糸はおれのものだぞ。下りろ、下りろ!」と怒鳴った。

その途端、蜘蛛の糸がカンダタの真上の部分で切れ、カンダタは再び地獄の底に堕ちてしまった。

無慈悲に自分だけ助かろうとしたカンダタの行いを見ていた釈迦は、悲しそうな顔をして立ち去った。

というお話しだ。

さて、この軽自動車と国産大型SUV、いったいどっちが釈迦でどっちがカンダタなのだろうか。

また、何が慈悲で何が無慈悲なのだろうか。

ただ確かなことは、今日も日本中のいたるところで、蜘蛛の糸がプツンプツンと切れているということ。

この二台の車と帰り道が同じ方向だと気が付いた私は、次の交差点で別の道へとステアリングを切った。





Posted at 2020/06/20 20:55:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年06月20日 イイね!

ごきげんサイドビーチライフ〜心霊団地

今日も元気に私はサイドビーチでごきげんよ🏖





私は物心ついた時から団地住まいをしていました。だから、ふつうの人々は団地住まいがあたりまえだと思っていました。

クラスメートのほとんども団地住まいで、一戸建てに住んでいる人々は、裕福な家庭に育った何か特別なお金持ちなのだと思っていました。

団地は社宅なので、父親の転勤のために定期的に友達が転校していきました。そして、替わりに新しい友達が転校してきては、次から次へと友達が入れ替わっていきました。もちろんその中には私も含まれていました。

だから、子どもの頃の何も考えていない自分を思い出すと懐かしくなる。

そんな何も考えていない子どもたちの好きな遊びが団地の七不思議。

小学生の背筋を凍らせる怖い話は、怖いくせに怖いものみたさで、放課後は怖い話やお化け屋敷の探検に、夏休みは肝試しと遊び方は無限にありました。

当時流行った読み物が、江戸川乱歩の『少年探偵団シリーズ』。私達はいつしか、自称小林少年が率いるにわか少年探偵団員になっていました。

子どもの頃は、あっちこっちに幽霊が出て、あっちこっちで写真にお化けが写り、空き家は、住人が引っ越した翌日から幽霊の出るお化け屋敷になりました。また、小学校は、夜になると巨大な幽霊屋敷に豹変しました。


あの頃はテレビ番組で人捜しが流行っていて、私の住む団地でも次から次へと人々が蒸発しました。

子どもにはよく分からない大人の事情で、働き盛りのおじさん、おばさんが病気でよく死にました。しかし、今考えてみるとあれは自殺だったのでしょう。

しかし、それは子どもたちに知られてはいけない、大人たちだけの秘密でした。


よく飛び降り自殺の起きる団地の13号棟は、日中は屋根にたくさんのカラスが集まって薄気味悪かったが、夜はもっと怖かった。

夜は暗闇にカラスの群れが集まっているのか、と思ってよく目をこらして見ると、そこには今まで飛び降りた人々の黒い影がもやもやと折り重なりあう様に群れをなしていた。

そして、その下にはいつも黒くて大きな外車が停まっていました。それを子どもたちは地獄の霊柩車と呼んで怖がりました。


その13号棟の下を、夜毎午前0時に通りかかる人が決まって見かける光景がありました。

この世のものともあの世のものとも知れない人形(ひとがた)をした黒い影が暗闇に静かに身を放ち、しばし後に重い地響きを立てて地面に激突しました。

そして、しばらくして自ら起き上がり、隣りに駐車している黒い外車の助手席に乗り込んだ。すると正装をした無表情の大柄な黒い影のような運転手が一つうなずき、クルマを静かに暗闇の彼方に滑らせて行った。

いつしかそんな噂がまことしやかに子どもたちの間で流れ飛び、学校中から児童が怖いもの見たさで集まって来た。

しかし、見ることが出来たのはカラスの大群と壊れて打ち捨てられた錆にまみれた大きな黒い外車だけだった。

でも、子どもたちにはそれだけで充分だった。


大人になった今でも、私は団地に行くとついつい屋上に集まっているカラスの大群に目がいってしまう。

本当はそれが、ただのカラスの大群ではないと分かっていながら。





Posted at 2020/06/20 10:50:28 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年06月18日 イイね!

ごきげんサイドビーチライフ〜歴史に残る名車って?

今日も元気に私はサイドビーチでごきげんよ🏖


歴史に残る名車って何でしょうね?

メーカーなら実力順に、ポルシェ、フェラーリ、アルファロメオ、メルセデス、ランボルギーニかしら?

ただ、ポルシェは車種が少ない。356、911の二枚看板に930ターボって感じ。残存率超高く残存台数がたっぷりある車。

フェラーリは出る車出る車、全部名車って感じ。残存率は高いけど生産台数が少ないがゆえに残存台数は少ない。中途半端に古い車種なら庶民にもサードオーナーとしてはご縁があるけど、壊れたら二進も三進もいかなくなる車。

アルファロメオは次から次へと名車を出すけど、なんかやさぐれるのが早くて賞味期限短く、パーツ供給脆弱で、最後は廃車になる定めの悲しい車。

メルセデスは最後の名車がW124で、それ以前の車が対象。ただし、パーツ供給には心配ないがメンテナンスにお金がかかる過去の栄光の車。

ランボルギーニはカウンタック一本勝負で、庶民にはオーナーになるよりも公道を走っている姿を見てエキサイトする車。車にもまして、セキュリティのしっかりとしたガレージが無いと、翌日の朝に見たら盗まれている可能性大でうかうか寝てもいられないスーパーカー世代の車。そんなスーパーカー世代も今や50代。

やっぱり庶民に手の届く歴史に残る名車って、ポルシェ、フェラーリ、メルセデスの三大メーカーになるんでしょうね。

ま、庶民には、歴史に残る名車よりも、記憶に残る名車が一番、ということかもしれませんね。





Posted at 2020/06/18 23:11:37 | コメント(2) | トラックバック(0)
2020年06月17日 イイね!

ごきげんサイドビーチライフ〜お金のかけどころ

今日も元気に私はサイドビーチでごきげんよ🏖


空冷ポルシェ911にお金をかけることは苦にならないが、どこの骨の馬が乗ったかわからないメルセデスの中古車には、お金をかける気がしない。

水冷ポルシェもメルセデスと似たり寄ったり。

水冷996なんて、GT3以外お金をかける気がしないもんね。

997だって、前期型のティップになんてお金かける気しないし。

結局水冷911は、お金をかけるなら新しい型を買うよ、ってなっちゃうんでしょうね。

空冷911はお金をかけるに値するけど、水冷ポルシェ911にはお金をかけるに値しない、そういう結論。

常識的な車好きの感覚からすると、W124は憧れるなあー、と思うけど、あくまでも心の一台。片想いの車なんです。

だって、ふつうの感覚ならW220以降のSクラスやW210以降のEクラス、C203以降のCクラスにお金をかける気がしないでしょ?

ましてやSクラスなんて、法人で節税対策にリース契約するのがふつうだし。

Sクラスは涙目、Eクラスは丸目4灯、Cクラスも涙目以降は、未来に残らないメルセデスですね。

1990年代中盤以前は、メルセデスも後世に残る名車がざくざくあったんですけど、今はもう無くなりましたね。

悲しい限りです。


400E



※ 中期型なので、マスコットのスリーポインテッドスターがフロントグリルの上部に取り付けてあります。


Posted at 2020/06/17 23:12:48 | コメント(1) | トラックバック(0)

プロフィール

「新型「“最速級”スポーティセダン」公開! 最高出力1000馬力・最大トルク1000Nm超え! 斬新「速すぎポルシェ」欧州に登場
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20240317-11000809-carview/
何シテル?   03/17 20:01
BAR THE LIVING DAYLIGHTS へようこそ。 オーナー・バーテンダーの、キャシー中島です。プロフィールの写真からわかると思いますが、チャ...
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