Michael Delaneyのブログ一覧

よく行く近所の郵便局の隣りに住んでいる黒い色のクロ。名前は勝手に付けたので、本名は知らない。ただ、とにかく真っ黒でもうシンプルにこの名前しかないと思ったので付けた。見た目はまるで鮭を咥えた北海道の熊の置物の様だ。
郵便局に行くたびに、『クロ、元気ぃ〜？』と声をかけているのだが、用心されていつもこれ以上無いというほど吠えられるのだが、吠えながらも嬉しそうに思いっきり尻尾を振っているから、隠し事の出来ない素直な性格の犬である。
これは日本人の民族性や私の判官贔屓なのかもしれないが、私はこんな何処にでもいる名も無き雑種の犬が好きだ。横浜に居た時にも近所で飼われている外犬（そといぬ・外であまり愛情もかけられずに無造作に飼われている犬）に勝手に名前を付けて、前を通るたびに『ヘイ、ドッグ。元気ぃ〜？』とお決まりのセリフをかけていた。それら、やめて犬（やめていぬ・いつもローゼンの前に繋がれていて、撫でよう近づくとやめてぇ〜という感じでお尻を向けてしまうゴールデンレトリバー）、コロッケ犬（コロッケけん・駅前の焼き鳥屋からお惣菜のコロッケを買って帰るとその匂いを嗅ぎつけて、俺にもよこせと吠え続ける雑種の黒っぽい中型犬）、シッおじさんの犬（シッおじさんのいぬ・住まいの向かいの公園に辺りが暗くなってからランニングおじさんに連れて来られて、おじさんのランニング中に微動だにしようものなら間髪を居れずに気合いを入れられていた不憫な犬。フランダースの犬の様にでっかく毛並みのいい真っ白い雑種の犬）、大雄山のデフ（野ざらしにされて毛並みもベトベトになった茶色っぽいんだか白いのが煤けたのかよく分からない見た目が津軽半島の秋田犬・あきたいぬの、わさおに瓜二つの食べる事に全犬生を賭けた中型犬）、磯プリのごん（過去ログ 2013/02/03『SWEET DREAMS〜スイート ドリームズ』に収録）、ブルのシンバ（飼い主のおじさんと親子の様に似ている、超メタボなでっかい白地に茶色い斑があるブルドッグ）、代官山のジル（代官山のハンドメイドバッグのシバフのマスコット犬で、黒地に白の斑があるジト目のパグ。今はなき代官山同潤会アパートの一室の店舗で、玄関の扉を開けると猛ダッシュで出迎えて、『サーキットの狼』の幻の多角形コーナーリングのテクニックを駆使して四足ドリフトで急停止するのが必殺技）、代々木上原のリュウ（小田急線代々木上原駅前の夕方近くから開くシルバーアクセサリー店のマスコットの樺太犬。オスなのにいつもゆるゆるで、お姉座りしていた）等いたが、みんな愛嬌のある可愛い犬だった。もうみんな死んじゃったり、生きていてもヨボヨボなんだろうけど、今も私の記憶の中に当時と変わらぬ元気な姿でいてくれる愛しい犬達。そしてその傍（かたわ）らには、あの頃の二人が眩しそうな表情をして佇んでいる姿が見える。
明日はそんな犬達を偲びながら、秋田駅前のいつものスナックに一人で一杯飲みに行こうかと思っている。

スナック多良（たら）
秋田市中通4丁目9-3
TEL 018-833-0536

関係情報：スナック多良（たら）

クルマのボディに傷を付けると、心まで傷が付いてしまって落ち込んでしばらく元気が出なくなってしまう事は、みなさん先刻ご承知の真実。誰もが経験した事があるはず。
こちら写真向かって右側の白いパッケージの商品はそんな時にもってこい、天の助けの商品、傷消しコーティング剤です。コーティングしてボディをピカピカにしてくれるのみならず、ついでにボディの傷まで消してくれるスグレモノ。価格は、2,780円。
さてこの商品、2,780円で心の傷まで消してくれるのでしょうか？

歯に衣着せぬ物言いと快刀乱麻一刀両断の痛快な文章でバッタバッタと切り刻み、独特の文体と語り口で言葉遣い汚くエッチなネタもなんその、山越え谷越え遥々と高原列車はらんらんらんらんらん行くよ〜、ってなMichaelタッチで、書いてる本人もよく分からないが、読んでいる人はもっと分からないブログを次から次へと書き散らし、読んでいる人になんだか可笑しいんだけど何処が可笑しいのか分からない、何処か変だけど何処が変だか分からない、考えるすきを与えず矢継ぎ早に言葉を乱射する速攻文章の怪人Michaelです。

そんな私も頭が上がらないおばはんが一人ばかりいる。
その人には『彼方、よくそんなに次から次へと、あることないこと、くだらないこと、話題が尽きないわね』と感心する風を装いながらも蔑（さげす）まされている。
まあ、ブログネタが次から次へと浮かび上がってくるのは、持って生まれた天賦の才だから仕方がない。
例えば、大学時代に勉強した二十世紀前半に活躍したドイツの哲学者ウィトゲンシュタインは、次から次へと実存主義の哲学的論理的思考が頭に浮かび上がってきて、頭を休めるヒマがなく、その苦痛から逃れる為にしばし映画館の最前列に座り、あたかもシャワーを浴びて身体を洗い流す様に頭に浮かぶ思考の苦しみを忘れて映画を見続けたという。
私も偉大なドイツの哲学者ウィトゲンシュタインの如く次から次へとみんカラのブログネタのあることないこと、くだらないことが浮かび上がってきて頭を休めるヒマがなく、その空前絶後の苦痛は言葉にし難い。せめて昔度々歩いた京都の銀閣寺から南禅寺までの小川沿いの哲学の道でも歩ければ、こうした苦しみから逃れられるのにと忸怩たる思いに苛まれている。しかし、横浜からならいざ知らず、秋田からでは京都はあまりにも遠過ぎる。いつか京都で弥栄バスに乗ってみたいけど、それはさておき、仕方がないので、その苦痛から逃れる為に水道の蛇口を捻って勢いよく水を辺りに巻き散らずが如く、次から次へとブログをアップし続けている。
まあ、だいたいブログネタっていうのは私の場合は考えても出てくるものではなく、頭を空っぽにして歩き回っている火木を除いた午前10時頃から午後5時過ぎくらいの時間帯に、ひょっこり湧いて出てくるものなのです。そんな時にメモ紙にチャチャっと記録しておけば、勤務時間中に何してるんだというお叱りは真摯に受け止め誠心誠意謝罪して、頭を切り替え後からそいつを見ながら纏めていけばあっさり一本出来上がりです。アップする内容にこだわりさえしないで雑食系の書き手に徹すれば、ブログのクオリティを計算に入れず読まれる事もイイね！が付く事も期待しないので、コメントが入る事も考えに入れないで、ブログの原点とは自己満足の道具であると達観して、内容問わずになんでも書けば私の場合は一日一本以上書けるものです。
私の場合は白痴多売の薄利多売で商って、ヒマがあったら次から次へとブログを連発連作して、いつも足あと、イイね！、コメントをくださる方々に『おっ、Michaelさん、またブログアップしてるよ。このおっちゃん、いつもヒマやねぇ〜。んで、今度はどんなヘンテコリンな事が書いてあるかいな？』と興味を持ってご覧いただいて『今日はハズレやな』とか『今日は当たりやね』等々、甘やかす事なく厳しくご批評ご判断していただければ、それで本懐なのである。

写真は先日、秋田スズキのショールームでジムニーの納車を待つひと時、ブラックコーヒーを飲みながら雑誌『人生最後に乗るクルマ』を眺めている刹那に、新国道を挟んだ向かいの日産からスルリと現れた日産GT-R。やったるぜい的な気合とど根性、作り手のゴリっとしたエゴとドグマのオーラと、肉食系フェロモン出しまくりの個性の塊として、私の好きなクルマです。

前からおかしいなおかしいなと思いながらも、どうしてなのかどうしても答えが出せずにいた事があったのだが、昨日その答えがやっと見つかり、『嗚呼、なるほど、そういう事だったのね。だから今までどうしてもダメだったのね。やっと分かったよ』と溜飲が下がる思いをした。それが、据え膳食わぬは……、ということ。正確には『据え膳食えぬは私の苦悶』となる。
さて、特にする事も無いので、みんカラ内をあっちフラフラこっちフラフラ彷徨っていると、いろんな話や写真が出てきて『ああ、面白いやねぇ〜。ああ、いいクルマやねぇ〜。ああ、素敵なストーリーやねぇ〜』とかよだれ出そうになる情報が山とある。その中でも一番よだれが出るのが、食い物&お酒の写真。ただし、これはつらい。つらすぎる。私の目の前にそういうモノをちらつかされては困る。風景、クルマ、家族、子ども、仲間、花、動物等々の写真には共感してそこで完結する。心が充足する。ところが食い物&お酒の写真には共感した後に、自分も飲み食いしなければ収まりがつかなくなる。見ただけでは終わらない。満足出来ない。それから暫くは永遠とも思える胸を掻き毟る様な苦悶の時間が流れる。
みなさん、そんな写真をアップした時は、よだれを垂らしながらも永遠の苦悶の時に晒されている私のことを思い出して、ぜひ飲みに誘ってください。
誠に残念な事ながら、未だ嘗（かつ）てお膳を据えられた経験が無いのは、やはり私に何かが足りないからなのでしょうか？

遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に
心を休める時
遥か雲海の上を
音も無く流れさる気流は
限りない宇宙の営みを告げています

満天の星をいただく
果てしない光の海を
豊かに流れゆく風に心を開けば
煌めく星座の物語も聞こえてくる
夜のしじまのなんと冗舌なことでしょう

光と影の世界に消えて行った
遥かな地平線も瞼に浮かんでまいります

日本航空が貴方にお贈りする音楽の定期便
ジェットストリーム

皆様の夜間飛行のお供を致しますパイロットは私
城達也です

なぁ〜んてセリフが
夜桜の写真を撮っていた時に
頭に浮かんできてしまい
写真を撮影し終えたら
急いで家に引き返し
ジェットストリームの
CD探して再生したら
ナレーションをする
城達也のなんと甘く安らぐ声なことでしょう
それで慌てて文章起こし
写真のキャプションにあてました。

写真は自宅前の近隣公園のライトアップされた夜桜。寒さのせいで花数は少ないものの、今日でほぼ満開になりました。写真を見るとまるで夜空の星々を撮影した天体写真の様です。私も昔は誠文堂新光社の天文ガイドを片手に夜空の星々を眺める天文少年でした。ブログタイトル『輝く星々の彼方へ』は、エドモンド・ハミルトン著のSF小説キャプテン・フューチャーシリーズのタイトルよりいただきました。これは昭和54年から55年にかけて毎週火曜日の午後7時半よりNHK総合チャンネルでアニメシリーズが放映されていました。