2024年04月22日
顛末書は速やかに出すよう会社から言われています(笑)
そもそも入院に至ったのは、1月に行った胃カメラ検査からです。肝機能のチェックのため胃カメラ検査を年2回受けていて1月の検査の時に検査をしていた人が「ん?」と一言、その場で胃壁の採取。で、後日の診察の日にグループ4の判定を受ける。(グループ4をステージ4と聞き間違え残りの人生を考えました(笑))
グループ4って何と思った方、過去のブログや何してるを探してもらえば書いてありますが、説明すると「胃がんの疑い」です。ステージ4とは全く関係ない。ちなみにステージ4は癌の進行度合いの事で、ステージ4は結構ヤバい。緊急な対応が求められる状況ですね。最近胃が痛むなとか食欲落ちたなという方は早めに病院に行った方がいいです。胃潰瘍かも知れないし胃がんかもしれない。まずは検査ですね、ステージ4でも不治の病ではありませんが、のんびりしている場合ではない状況ではあります(笑)
話を戻すついでに肝機能のチェックに何で胃カメラ?ですが、胃の手前の食道に静脈瘤が出ていて、原因は肝臓に血が流れにくいためでして、これを確認する事で肝機能のチェックになるという事で受けています。肝臓に血が流れにくくなっている原因は脂肪肝ですが、こっちの原因ははっきりせず。まあ、太りすぎなんでしょう。フォアグラはガチョウの脂肪肝ですが、あれは無理やりエサを食べさせて肝臓に脂肪を蓄えさせ、それを人が喰うという残忍な食べ物です。脂肪肝の原因はウィルスによるもの、アルコールの多量接種、栄養過多などがありますが、過度のダイエットとリバウンドを続けるのも脂肪肝の原因になるようです。お心当たりのある方はお気をつけください。過度のダイエットに身体が反応して少ない栄養を何とか取り込もうとするので、普通に食事を摂ると栄養過多になる。太りやすい体質っていうのがこれですね。健康的に痩せるには新陳代謝機能で消費するのが大事です。
ちょっと前置きの話が長くなりましたが、ここから入院の話です。
年度末や年度明けは仕事が忙しいので、そこは避けて4月の15日を入院日と決めました。癌の疑いという段階ではありますが、先延ばしにしたところで疑いが晴れるわけでもないし、白黒はっきりさせようという事です。やる事は初期癌かも知れない個所を内視鏡で切り取り病理検査に回して白黒つけるという事なんですが、処置としては初期癌の切除と同じESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)です。ESDという言葉は初めて聞きましたが、ESD(Endoscopic Submucosal Dissection:内視鏡的粘膜下層剥離術)とは、内視鏡を用いてがんのある部分の粘膜下層までを剥離はくりし、がんを一括切除する治療法です。食道、胃、十二指腸、大腸の早期消化器がんが対象だそうです。覚えておくとお医者さんとの会話が弾むかもしれません(笑)
ちなみにこれは内視鏡検査の処置室で行われるのですが、口から内視鏡のチューブを入れられるので麻酔をしてもらいましたが、途中で目が覚め患部を朦朧とした意識のまま見ました。麻酔無しでやれる漢な方は是非ライブで見てください。今回は新人医師とベテラン医師の担当でしたが、処置は新人医師でこれも朦朧とした意識でしたが、ベテラン医師とのやり取りも聞こえ面白かったです。ついでに言うと今回のは処置室で行ったので処置、手術室で行うと手術らしいです。よく分からない説明をされました。
処置後は当然絶食絶飲なんですが、当日だけかと思いきや翌日も。水分補給は翌日の検査後からOKなんですけど2日も絶食なんて聞いてないよでしたけど、本来事前に渡されるべきスケジュール表を当日もらったという病院側のミスで、スケジュール表には入院当日から退院までの大まかな流れが書かれていて事前に見ていれば分かった話です。処置の説明をされた日に渡し忘れたらしい。でも、点滴をされていたせいか胃を切られたせいかは分かりませんが、意外と空腹感ものどの渇きもありません。
内視鏡を使った処置なので、身体への負担が少なく入院中時間を持て余していましたが、普通に手術とかになれば、こんな短期間で元気?に退院なんて無いと思います。その点は医療の進化に感謝ですね。(^^)
とは言え、胃が完全に元に戻るには平均8週間は掛かるみたいでその間は処方された胃薬を飲み胃の負担になるような食事は控える必要があります。退院=回復ではないのでしばらくは刺激物(アルコール、炭酸飲料、カフェイン、辛い食べ物)はNGです。激しい運動も禁止で通勤も今週ぐらいはやめて在宅勤務にしようと思ったら、会社規定にないという事で明日から普通に出勤です。何じゃそりゃあ~(笑)
以上
Posted at 2024/04/22 16:45:02 | |
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