先週の土曜は出勤。。。
日曜は消防の器具磨きと総会・・・
そんなこんなで、
最近プライベーター&マニア活動縮小中の7ZONEです。
今週雨続きだという予報も出ていましたし、なにより体がキツくて仕方が無いので、自分の車をいじったり磨いたりする元気が出ませんので、結局休みは昼寝&ゲーム三昧で過ごしてしまいましたf^_^;
まぁ、消防自動車を洗車したので普段以上に長いこと車を磨いてたことには違いないのですが。
実はみん友の
FLATさんから譲り受けたピロ組み込み済みのサスアームも届いているので、ガタの出ているリアサスをさっさと組みなおさないといけないんですよね~。
このパーツとともに、FLATさんのようにスムーズでタイム短縮に繋がるドラテクも受け継げるよーに頑張りたいと思います♪
※譲っていただきありがとうございましたー(^^)
おっと、足回りも大事ですが・・・そーいやラヂの電動ファンも片側が動作不良を起こしてるんでチェックしておかなくちゃいけないんでした。
まずは左右のファンのコネクターを差し替えてみて動作するかのチェックから・・・
一難去ってまた一難。
もう頼むよ~;って感じですね。
とりあえず通常走行中は80℃付近で安定するんで何の問題もないんですが、長時間渋滞してると油温・水温ともに上昇しまくります。
こないだなんか、アイドリングのままダベって放っておいたら水温110℃突破してましたからね~。
ヤベヤベ;
やはり
ラヂエターがいくら大きくても、風が流れないと意味がないというのを実感するには十分でしたね。
フロントにアンダーパネルつけるときはそのへんの要素も十分に考慮しながら進めないといけません。
そうそう、風の流れで思い出したんですが・・・
今日は会社のDC電源が壊れてしまったので、交換した部品をエアーガンで掃除してたときのことです。
敷物代わりに、潰したダンボールを置いたら”<>”状(菱形)になったので、なんの気なしにその真ん中にプシューとエアーを吹かしてみたら、ダンボールがペタンと閉じてペチャンコになりました。
で、エアー止めたらポヨンと元の”<>”形状に戻ります。
これ見てピンと来るものがありました!!
ひょっとしてこれが
『流速が上がれば圧力が下がる』という
ベルヌーイの定理ってやつですか!?
いままでイマイチ理解ができずにモヤモヤしていたこと・・・平坦なアンダーパネルがダウンフォースを発生する理屈ですが、ここで体感したことで少しだけ分かった気がします。
さすがにボクのつたない文章力では伝えきれない面が大きいですが、圧縮エアーを使える環境にある方は一度試してみてください。
手軽にできますし、空力に興味のある方にとっては面白い実験になると思います。
(ほんとはケータイで動画撮ろうかと思ったほどでしたが、サスガに仕事中だったのでヤメましたw)
この法則によると、その力は速度の2乗に比例する(?)ようです。
つまり、ほんの少し空気の流れを早くしてあげることでより大きな効果が得られるということです。
そりゃ空力開発が辞められないわけだ。
そして、エアの通過面積に関してですが、間隔が狭ければ狭くなるほど強力に作用するっぽい。
クルマで言えば、片側の面が地面で、もう片側が車体底面になって双方が引き合うということですから、
低い=狭い ⇒ ボクらが信じてやまない
”低いがエライ!”というコンセプトにも通じますwww
ただし、エアが流れないほど空間が狭くなってしまうと一気に圧力が戻って引き寄せる力が無くなります。
ここまで行ってしまうと、クリアランスが広がり再度エアフローが再開します。
そしてまた空間閉塞・・・と、延々と繰り返してしまう状態となりました。
これをレーシングマシンに置き換えると、ロードクリアランスのわずかな変化にによってダウンフォースが大きく変動し、路面の凹凸以上に大きくピッチング挙動を起こして不安定になる可能性が生じます。
ある一定レベル以上に車高が下がってしまうと急激にダウンフォースが失われちゃったりもするわけです。
かつてのGT500-NSXや、ルマンのユノディエールで宙を舞ったメルセデスのルマンカーに現れていた過剰なピッチング挙動はこのような原理で助長されていたのかな?とも考えられそうです。
いろいろ考えてみると面白いものですね。
そんなことを思いながら、何回も繰り返して確認したり、どのくらいの力が掛かるのか手で押さえたり引っ張ったり試しちゃいましたよ(^^)
20cm角くらいの小さなダンボールでも予想以上の力が掛かりましたから、面積が広くなればもっと効果は大きくなるはずです。こりゃマジでバカになりません。
これって、ウイングをムダに立てるよりも強力みたいですし、乱流発生や抵抗も少ないはずです。
現在でこそレーシングカーのフラットボトム規制が当たり前のように施行されていますが、
それ以前の空力開発がボディ下面にもかなりのウエイトを置いて行われていたというのもなんとなく納得できそうな話ですね。
って、あちゃ~;
もしかしてまたマニアックネタすぎましたか?
ま、テキトーに読み飛ばしてくださいw
とりあえず、こんなヒマジン実験するときのテーマ曲はコレで決まりですよねwww
目指せマクガイバーのようなスーパーDIY野郎!!って感じでしょうか?
でもそのためには・・・まだまだ学が足りねーな;
ではでは次のマニアネタ♪
だいぶ書いていなかったF1ネタ。。。いっときますか?
以下の文章は中国GP決勝前に下書きしたものに加筆修正してますのでひょっとしたらおかしいトコもあるかも!?
まず上海サーキットは、ドライバーにとってかなり好き嫌いが分かれるコースかなってことを感じました。
ティルケ氏が設計を手がけたサーキットのレイアウトの中でも、回り込んだコーナーや旋回ブレーキが多くてトルコGPのサーキットとは異なる種類でのトリッキーさがあります。
過去参戦しているドライバーを思い起こしてみると、相性が悪そうなドライバーはミハエル・シューマッハ?
彼は過去に3度中国GPに参戦しています。
3度目は優勝しているので戦績は悪くないのですが、その前の2回は決勝中にスピンするなど全くかみ合わずにリタイヤとか下位フィニッシュしたんじゃなかったかと。。。
そして今年駆るマシンMGP-W01も彼の好みに合わないアンダーステア気味のキャラクターを持ったマシンです。
僚友ロズベルグに対してこのマシンへの順応が遅れているのか、それとももうこれがイッパイイッパイなのか遅れを取り続けており手を焼いてる状況といえそうです。
実際予選からロズベルグに大きく水を開けられて本人も原因が分かっているとはいえガッカリとのコメントでした。
決勝も2戦連続で10位。
内容的には、
ほとんどオーバーテイクされっぱなしの印象。
あれだけ抜かれてよく10位で踏みとどまれたなという印象さえ受けますが、そこはソレ。
人が見てないところで頑張ってたということでしょうかね。
それでも、たぶんミハエルファンの人はショックを受けるような展開だったんじゃないでしょうか?
今期から改変されたポイントシステムのおかげでなんとか1ポイントこそ拾えていますが、終盤ルーキーのペトロフにもオーバーテイクされてしまってますし、ハミルトンやマッサなどとのバトルの結果も惨敗。
それぞれのバトルでは応戦してブロックしてる雰囲気を醸しては居ましたが、おそらく他のドライバーからしたら
ミハエルの動きが信用できないからあえて一旦引いた・・・そんな雰囲気さえ感じました。
今回の不振ぶりはあまりに深刻であったため、チームは次戦スペインGPでシューマッハに新しいシャシーを与えるようです。
穿った見方をすれば、シューマッハの言い訳潰しにもなるわけですが・・・果たしてどのような結果になるのか?
興味津々ですwww
対するロズベルグは、中盤トップを快走して実力をアピールしていました。
途中、自身のミスからバトンにオーバーテイクを許し、最後のピットインではハミルトンに逆転されてしまったところが彼らしいといえばそうですが;
2戦連続の表彰台を確保したあたり、抑えるところはキッチリ抑えてレースをまとめてくるなという印象。
そしてなんと、シリーズポイントではなんとバトンに次ぐ2位にランクされています。
バトンもそうですが、こちらも予想外の善戦ですね。
そしてもう一人
このコースと相性が良くないとボクが予想していたのはルイス・ハミルトンです。
2007年に1ポイント差でライコネンにチャンピオンを掻っ攫われたのはここでの失態がもっとも致命傷だったと言えるはずですからね。
そのときはPPを獲得しながら、レインタイヤを潰したことで雨に足をすくわれてピットロードでコースオフ、リタイアでした。
今年も例年に続いてコース内外で大暴れwの彼ですが、今回も
ピットロードでベッテルとバトルを繰る広げて訓戒処分を受けたようです。
まぁそれでも、戦略ミスをうまくリカバーして2位まで這い上がったのは彼のスキルととMP4-25のストレートスピードがあってこそと言えます。
まだトータル的に見ればベストのマシンではないはずですが、マクラーレンの1-2フィニッシュを支えたという意味では評価されるべきでしょうね。
とはいえ彼としてはバトンに先に2勝もされてしまい、焦る気持ちがないといえば嘘になるでしょう。
マクラーレンはストレートが強烈に速いので決勝は強さを発揮しますが、どうにも突き抜けられないのは予選パフォーマンスがまだライバルに対して劣っているからにほかなりません。
他チームがFダクトシステムをうまく使い出せばますます苦しい戦いになるでしょうね。
なんだかんだで雨がらみが多い今シーズンのレースですが、結果的に荒れて面白いレースになっているのは皮肉な限りです。
そういえばレース中盤、
アロンソとマッサもピットイン前後にやり合っていました。
ハミルトンがベッテルに対してそうしたように、アロンソがエントリーロードの左コーナーでマッサのインに入り込みオーバーテイクして先にピットストップ。
ドライバー毎にタイヤが割り振られているので、よくぞ短時間でマッサのものと混乱せずに交換できたなという気がしましたが・・・
昨年までの給油ありピットストップだったらもっと混乱したんじゃないでしょうか?
ちなみに、こちらは同じチームのドライバーということで審議等行われなかったようですが、この一件は今後の彼らの関係性に影響が出るのではないかと心配されます。
アロンソは『大したことない』とコメントしてますが、マッサにとっては『アロンソの作業が終わるまで待たされたので3つ順位を落とした』と不満顔。
二人の間の温度差が気になるところです。
もともとラテン系で、過去のレースでも激しく争った末に表彰式の前室で口論をやらかしてロン・デニスに諌められたりと仲のいい二人というわけではありませんから、今後の動向に注目ですね。
やはり速いドライバーが二人揃うとどんなチームでも難しい問題が起きがちのようですな。
F1ドライバーってワガママ大将ばっかりだからwww
最後に、
早くも今期2勝目を上げてポイントランクもトップに浮上したバトン。
またもや雨がらみのレースで好判断を下し、同様の戦略で先行していたロズベルグを交わしてトップへ浮上し、終盤危ないシーンもあったりハミルトンに迫られつつも無事トップチェッカーでした。
なんだかんだで昨年チャンピオンを獲得したことで一回り強くなったところを印象付けましたね~。
やはりプレッシャーがあまりかかっていないときの彼は、いい結果残しますw。
前評判ではハミルトンに対して遅れを取ってしまうのではないかと危惧されていましたが、いざふたを開けて見ると、空回りのハミルトンに対してしっかりと地に足がついたレース運びでポイント面でも圧倒している状況です。
問題は、昨年同様チャンピオンという言葉がチラつく後半戦に入ってからも今のような勢いとスピードを保てるかどうかでしょう。
なにはともあれ、彼の活躍によりここ数年ハミルトン寄りだったチーム体制も少しずつ変化の兆しが見え出しているようです。
こういった能力もレースを続けていく上では大事なことなのでしょうね。
とはいえ、ハミルトンのスピードに疑う余地は全くありません。
今回の中国GPでも彼はファステストラップを記録していますし、今期の直線番長→オーバーテイクキングぶりを見ていると明らかに他とは違う強さは感じます。
同じマシンに乗るバトンに対しても、ストレートスピードに関してはほぼ全勝。
これはほとんどの場合全体でのトップを意味し、実際に予選Q2までは彼の独壇場でした。
彼をレース中まともにバトルしてフィニッシュまで抑え込めたのは、いまのところ
マレーシアGP後半戦のフォースインディア・スーティルくらいなものです。
マレーシアから徐々に頭角を現しつつある
ルノーを駆るルーキー、ペトロフも注目株ですよね。
彼もハミルトンのアグレッシブさとあい通ずるものがあるように感じます。
オリンピックのアスリートを見てみれば、アフリカ圏やロシア圏から多くの選手が活躍していますから、きっかけさえあればこれからもそういった地域から新しい逸材がモーターレーシングの世界にもチャレンジして活躍し始めるのかもしれません
次戦スペインGPには山本左近選手がヒスパニアレーシングのサードドライバーとして金曜日のFP1に出走するようですから、可夢偉選手ともどもジャパンパワーにも頑張って欲しいところです。
とはいえ、アイスランド噴火の影響でヨーロッパへの航空便が軒並み結構となっていて中国GPから撤収されるべき700tもの貨物は未だ現地でのフライト待ちを続けています。
スペインGP開幕まで3週間のインターバルがあったことがせめてもの救いですが、各チームのマシンアップデートが予定通りに進むかどうかは、
未だ火山灰と風向き任せといった状態のようです・・・
ボクのエアロ開発は風の流れに身を任せ・・・ではなく、しっかりとソレを利用して効果を上げれるようにしていきたいものです♪