3号機となった 20年落ちの NBロードスター RS。
小銭入れを開いて交換できるパーツのことは さておいて、大枚が必要な部分に対する印象を つらつら と。
脚は、
ダンパーとバネについては以前に書いた通り、 お金をかけないと決めているから現状維持。
なので文句は言えない (;_; ( 言うだけはタダなので言いますが。。。 )
ダンパーは減衰力を16段階、
1段目 ( 最高力 ) ~ 16段目 ( 最低力 ) まで調整ができる仕様になっている。
だけど バネ が硬すぎるから、9~16段目は減衰力が足りなくて使ええない。
極端に表現すれば、ダンパーを外して バネ だけ付けて走っている様な状態になってしまう。
だから、9~16段目では 怖くて走れない。
走り回った結果、前後ともに 7段目が我慢できるレベルだと思えている。
あ~、せめて バネ を適当な物に交換したい (;_;
そして、トー や キャンバー については、
名古屋時代に比べて割高だけど、最寄りのお店で 4輪アライメントを調整しようと ・ ・ ・ 、
予約をした日にお店で リフトアップをして底を除いたら、調整用のカムが シャシブラック や 錆止めの黒塗料 に厚く塗り固められていた。 カムが回らない箇所があるかもしれないから、
マツダ・ディーラーさんで カムが回るか確認をしてもらい、
もしも回らない箇所があって、無理して回してシャフト等が折れたら新品に交換するなど
施したた後に 再度、アライメント調整をすることになった。 まだ実施できていない。。。
タイヤは、
気持ち悪いけど、お金をかけないと決めているから現状維持。
我慢する (;_;
愚痴を言うと、
流石は 新品 1本が 3,000円の激安品。 ど~にも挙動が 判らない (笑
空気圧は、納車時に手持ちのゲージで測ったら 1.7kg になっていた。 車の挙動がタイヤに誤魔化されている様に感じたので 2.0kg まで上げた。 だけどそれでも挙動に変化がない上に 誤魔化され感も変わらなかったので、今は 1.8kg にまで下げてある。
おそらく マツダさんの指定が 1.7kg 程度なのだと思うけど、私の感覚では まっとうなタイヤなら 2.2kg くらいに上げて走りたいところ。 でも、挙動がつかめないから 下げている (;_;
それから、良く鳴く。
横への力というのではなく、制動時に鳴く。
キッ とか
キャッ とか
ヒャー とか。
3速 → 2速 へのダウン時にも鳴くことがある。 も~、なんやねん (  ̄□ ̄;
加えて、ブレ る。
とりあえず
これでいーや と納得していたのだが、先日、富良野にある無料の ( 短い ) 自動車専用道で 3桁にのせる機会があった。
加速を続けて 80 までは平和だった。 でも、90 あたりから ブレ 始めた。
これまでの経験では、ホイールへのタイヤの組み付け不良で ブレ る場合には ブレ始めてから +30 で ブレ は体感できなくなるものだった。 しかし今回は +50 でも体感が続いてしまった。
これはヤバイかも(-_-
と思って加速を止めたけれど、何回か試したけれど同じ結果になってしまった。
単にバランスを取り直せば済むという物ではないかもしれない。
タイヤ自体が異形 もしくは 回転が上がると変形 するのかも ・ ・ ・ ・ ・ まさかね (  ̄▽ ̄; . . . . . 昔の オートバックス ブランド じゃあるまいに。。。
さてエンジン。
ハードトップを載せて走っている時には 「
単なる非力な車 」 としか思わなかったけど、オープンにして走ると やっぱり 「
心地いー 良い車 」 と思えた。
ただ、
6速 _ 2,000rpm で巡航していて、加速しようとして アクセルを踏み増すと
キリキリキリキリ ノッキングが始まった上に、ちっとも加速していかなかった。
度を超えていると 最初に気が付いたのは、納車から自宅へ戻る途中。
巡航していて、先行車に追い付いてしまったから 追い抜こうとして アクセルを踏み増したけど、追い抜ける速度まで加速することができなかった。
納車 早々に壊してしまったか(0_0;
とも思ったけれど、メーターの目盛で 2,300以上 は正常だと感じられるパワー感だし、異音も ノッキング とは別な感じの音だった。
6速 _ 2,000rpm からで NG。 5速 _ 2,000rpm からでもNG。
シフトダウンして回転を上げれば問題は無い。
そんなことは当たり前だろう(-_-メ って?
いえいえ、私はそんな車を1台も買ったことがありません。 私にとっては、確実に異常です。
勿論、本田さん家のエンジンと比べるのは無理だと知っています。
でも、東洋さん家のエンジンだって、ここまで酷いのを 正常だとは言わないはず。
さて、
3,000~7,000rpm では、11万km超とは思えない程にスムーズだし、パワー感もある。 それを確認できたから、20年落ちの車両を買う決心ができた。
数日間の確認結果として、
メーター読みで、~1,700rpm は問題無し。 2,300rpm~ も問題無し。
1,800~2,200rpm が異常。
ノッキングをして、トルクが上がらない。 回転が上がらなくて、パワーが上がらない。
数日間、思いつくままに試したけれど、手におえないと判断した。
とりあえず、
もう少し状態を把握しやすくするために、異音の数 ( 種類 ) を減らすために、ワコースの フラッシング・オイル で施工した。
最寄りの ミスタータイヤマンさんにて m(_ _)m
step1 : エンジン・オイルを抜く ( エレメントは付けたまま )。
step2 : フラッシング・オイル ( 3L ) を投入。
step3 : 30分ほどエンジンをアイドリング運転。 途中から、エアコンをONにして 少し回転数アップ。
step4 ; フラッシング・オイルを抜き、お店で最安だった 5W-30 のオイルでしばし すすぎ運転。
step5 : エンジンオイルを抜き、エレメントも交換。 新たに 最安の 5W-30 を通常量 投入。
ここから 千km ほど走り、フラッシングで流れかけたカスを 可能な限りエレメントに溜め、それから通常のエンジンオイルに交換する。
トリップBをリセットして、千km を目標に 調整走行を始めた。
フラッシングで、異音のの数 ( 種類 ) は減っていた。
で、
1,800rpm側から攻めようとしたけど 歯が立たなかったので、 2,100rpm側からに変更。
強い雨が降っていない日は、毎朝 5時前後には走り始めた。 1周 100kmほどの周回コースを2時間ほどかけて走った。
上り坂や 加速時には できないけれど、平らな道と 下りを走っている時には、6速 _ 2,100rpm で ノッキング手前にスロットルを調整して維持。
少しづつ、目には見えない何かを削っていくイメージで操作を続ける。
2,000~2,100rpm の間を じりじり と削るイメージ。
頑張れー。
辛いかもしれないけど、頑張れー。
前の相棒が何を求めたのかは判らないけれど、上は綺麗に回るしパワー感もある。
それはそれで良いことだけど、下が不調では上にも良いことはないはず。
これを払拭できたら、上で隠れていたそれも消えているはずだから、頑張れー。
お前さんを設計した人だって、こんな風になる様には描いてないはず。
耐えろよー、頑張れー。
ここを克服できたら、もう数万kmは元気でいられると思うよ。
頑張れー、きっと大丈夫だから頑張れー。
ガソリンは どんだけ使ってもいーから、頑張れー。 時間は、付き合ったるから 頑張れー。
ぶつくさ思いながらアクセルペダルを微調しながら踏む。
そして、
400kmを過ぎた頃、何となく復調の兆しを感じた (^_^
ちょうどその頃、みん友の higetuさんに運転してもられる機会を得られたので、助手席からエンジンの調子を観察させていただいた。
彼は私よりも下を多用する人だから、現状を把握しやすい ・ ・ ・ ・ ・ 駄目だ。
復調の兆しは気のせい程度なものだったみたいだ (;_;
そして再び、
頑張れー の日々が続いた。 1,800~2,100rpm をじりじり と。
そしてついに、
本当にもう大丈夫ではないかと思える状態を迎えた。
単独で走っていても、どの程度に使えるようになったか判断ができないので、幹線道路で適当な先行車を探した。
6速 _ 2,000rpm で先行車から妥当な距離に付いた。
6速のまま、スロットルを開けて行って 先行車を必要十分な加速と速度で追い抜いた。
ノッキングは発生せず、加速も妥当なレベルを実現できた (^_^v
もう1台、5速 _ 2,000rpm から試したけど、妥当なレベルで追い越すことができた。
可変バルタイの無いエンジンで、1,500rpm辺りで スロットルを開け過ぎて ノッキングするのは当たり前。 でも、2,000rpm辺りからだと それは異常だと私は考えるから、それが解消された現状は やっと復調したと思えて嬉しい (^_^
トリップB を見ると、999kmを超えて 1周まわって 200kmを少しすぎた距離になっていた。
これまでの中古車にも類似は存在した。
乗って早々に、まるで自分が新車の時から乗っていたかの様な具合の車もあったけど、どんな環境下で乗ることを前提に育てたのだろう? と思える車もあった。
私の車と思える様に なるまでにかかった時間 ( 距離 ) は、それぞれ だった。
じりじり と走らせている間に、他のパートも馴染んできた感がある。
これでもう、2年は大丈夫じゃないかと思える様になっている (笑
余談だけど、
マイチェンして
NB1→NB2 になって、
145ps→160ps &
レギュラ→ハイオク仕様 &
可変バルタイ機構追加 となったそうだけど
15psアップは、ハイオクを使う条件にして 回転を上げさせただけのことであろう。
勿論、修正・訂正は施しただろうけど、それは 15psアップを隠れ蓑にしただけで、主な目的は 可変バルタイ機構追加による 低速トルクの訂正だったのではないかと思えてしまう。
3号機は、納車前に行われた車検整備で、残された記録によれば エンジンオイルは交換してあるけど トランスミッションとデフのオイルは交換されてない。
フラッシング後に入れた 安価なエンジンオイルは役割を終えた感があるし、そろそろ マツダディーラーさんで 3ヶ所全てのオイルを交換しましょ。